
Auth0のSign in with Appleサポートが正式リリース(GA)されました! #Auth0JP
Sign in with Appleサポートが正式リリース!
2019年6月よりベータ版で提供されていました、Auth0の「Sign in with Apple」のサポートですが、この度ベータが取れ正式リリース(GA)となりました。今からプロダクション環境でご利用いただけます。
- Auth0 Releasing Sign in with Apple - Support for 1.4 Billion iOS Devices
- How to Add Sign in with Apple to iOS Apps - Getting Started Guide
ちなみにSign in with Appleは SIWA と略すようです。しわ?
Sign in with Appleとは
Sign in with Appleは、Appleが公開した Apple IDを用いた新しいIdentity Provider です。
例えば以下の機能があります。
- Touch ID や Face ID といったログイン方式の提供
- Emailアドレスを公開しない形での提供(アプリごとに一時的なEmailアドレスを自動生成)
Sign in with Appleのためのガイドラインも公表されており、それによると サードパーティまたは他のソーシャルログインサービスを使ったログイン機能を提供するアプリはSign in with Appleのサポートが必須 とされています。こちらのガイドラインは、新規アプリはすでに必須とされており、公開済みのアプリは2020年4月までに対応が必須とされています。
なお、注意点として以下の場合は該当しません。
- 会社独自のログイン機構のみを使用するアプリ。
- 教育、ビジネス、エンタープライズ向けアプリ。
- 政府または業界が支援するログイン機構を使用するアプリ。
- 特定のサードパーティ向けのクライアントアプリであり、コンテンツへのアクセスに直接的なログインが必要とされるアプリ。
導入方法
Webフローでの使い方は、以下のブログを参考にしてください。
Nativeフローでは、Touch IDやFace IDが利用できますのでユーザーにパスワード入力などのような煩雑な作業を要することなくログイン機能を提供できます。
Auth0を使ってSin in with Appleをサポートしよう
Web / Nativeどちらの場合でも、Sign in with Appleを直接組み込む場合は実装の煩雑さや後々のユーザー管理、他のソーシャルログインのサポートなど開発コストが多くかかってしまいますので、Auth0を通して利用する形がおすすめです。是非是非使っていきましょう!