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「カフェに着いたらメニューを開く」 – iOS 13.1の「オートメーション」機能を使ってある場所に着いたらアクションを実行する

iOS 13.1から使える「オートメーション」機能を使い、カフェに着いたら自動でメニューが立ち上がるようにしてみました。
2019.09.27

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iOS 13.1から利用できる「オートメーション」機能

iOS 13から「ショートカット」というアプリが標準搭載されています。こちらはiOSやインストールされているアプリの機能を好きな条件で実行できる、非常に有用な機能です。

iOS 13.1から「オートメーション」が追加されました。 こちらを使うと、例えば以下のようなことが可能になります。

  • ある時間になったら電話をかける
  • ある場所に着いたらメッセージを送る
  • Bluetoothデバイスに接続したら関連アプリを立ち上げる

一方、弊社の実験店舗「Developers.IO CAFE」はWebアプリ(またはLINEのLIFFアプリ)からドリンクをオーダーしたり、ウォークスルー(レジレス)のお買い物をしたりといった形で提供しております。

ということで カフェに着いたらメニューを立ち上げる というオートメーションを作ってみました。

手順

ホームから「ショートカット」を起動します。

「オートメーション」タブを開き「個人用オートメーションを作成」をタップします。

「旅行」の「到着」をタップします。

オートメーションの詳細の設定です。「場所」をタップします。

「Developers.IO CAFE」と入力すると、店舗の位置情報が検索にヒットします(感動ポイント)。

設定が終わったので、「次へ」をタップします。

イベントの設定が終わったので、次はアクションを設定します。「アクションを追加」をタップします。

アクションの種類、または提案が表示されています。「Web」をタップします。

検索やリーディングリストへの追加など、Webを利用したアクションが一覧で表示されます。「URLを開く」をタップします。

URLを設定します。 ここでURL Schemeを入力します。

今回の場合はLIFFを起動したいため、LIFFのURLを入力します。ちなみにDevelopers.IO CAFEのドリンクメニューを開くには以下を登録します。

line://app/1560724402-xgYl7rgq?redirect=menu

以上でアクションの設定は終わり、オートメーションが完成しました。

「Developers.IO CAFE」の近くに訪れるとこのオートメーションが発動し、カフェアプリ(LIFFアプリ)が起動できるようになります。

個人で設定する必要があるものの、強力

もう少し簡単にオートメーションが設定できると良いのですが、現状は自分で設定することのみ可能です。弊社のカフェをよく使われている方にはぜひ活用していただきたいiOSならではの機能ですので、試してみてください!