【新サービス】AutoScalingの新ダッシュボードが発表されました!

2018.01.21

ご機嫌いかがでしょうか、豊崎です。

AWSから新サービス、AWS Auto Scalingのリリースが発表されました。AWSマネジメントコンソールに、新しくAWS Auto Scalingのダッシュボードができていましたのでご紹介したいと思います。

New AWS Auto Scaling – Unified Scaling For Your Cloud Applications

専用ダッシュボードを利用することで、CloudFormation、または AWS Elastic Beanstalk で構築されたAutoScalingグループに対してスケーリングポリシー、CloudWatchアラーム(トリガー)の設定を行うことができます。

対象サービス

執筆時点では、以下のサービスに対応しています。

  • EC2 Auto Scaling groups
  • EC2 Spot Fleets
  • ECS tasks
  • DynamoDB tables
  • DynamoDB Global Secondary Indexes
  • Aurora Replicas

また、対象サービスはCloudFormation、または AWS Elastic Beanstalkで構築されている必要があります。

リージョン

執筆時点では、以下リージョンで利用が可能です。

  • US East (Northern Virginia)
  • US East (Ohio)
  • US West (Oregon)
  • EU (Ireland)
  • Asia Pacific (Singapore)

やってみた

準備

まずはテスト環境を作成します。

AWSから提供されている以下のテンプレートをベースに環境を作っていくことにします。

負荷ベースの自動スケーリング

AutoScalingダッシュボードからスケーリング設定を行うには、AutoScalingグループのスケーリングポリシーが空である必要があるため、 上記テンプレートの「Resources」の中から以下を削除しました。

  • WebServerScaleUpPolicy
  • WebServerScaleDownPolicy
  • CPUAlarmHigh
  • CPUAlarmLow

修正したテンプレートを利用して、シンガポールリージョンにCloudFormationから「demo」テスト環境を構築します。

※キーペアは事前に作成する必要があります。また、デフォルトではSSHの設定が「0.0.0.0/0」になっているので、適宜修正をお願いします。

スケーリング計画の作成

それでは実際にAutoScalingのダッシュボードからスケーリング計画の作成をしてみます。

まずは、AWSマネジメントコンソールでAutoScalingダッシュボードを探しましょう。

シンガポールリージョンであることを確認して、「今すぐ始める」からスケーリング計画(スケーリングポリシーとトリガー用のCloudWatchアラーム)を作っていきます。

以下画面で先ほど作成したCloudFormationスタックを選択して「次へ」をクリックします。

スケーリング計画の名前を決めます。ここでは「demo-scaling-plan」としました。

次に、スケーリング計画の戦略を以下4つの中から選択します。

戦略 ターゲット値(CPU) 台数(Min) 台数(Max)
可用性を考えた最適化 40% 1台  5台
可用性とコストのバランスをとります 50% 1台  5台
コストに合わせて最適化 70% 1台  5台
カスタム 任意 1台  5台

ここでは「可用性を考えた最適化」を選択して「次へ」進みます。

上記で選択したポリシーが適用されるCloudFormationスタック内のAutoScalingグループを確認して、「スケーリング計画の作成」をクリックします。

スケーリング計画が作成され、しばらくするとステータスが「Active」になります。

作成されたスケーリングポリシーは1つのポリシーで以下の様に記載されます。

CloudWatchダッシュボードではスケールアウト、スケールインのCloudWatchアラームの設定が確認できます。

スケールアウト

スケールイン

さいごに

今まで各AutoScalingグループごとにスケールポリシー、CloudWatchアラームの設定を行う必要がありましたが、この新機能を利用すれば、簡単に複数のAutoScalingグループに同じ設定を行うことができます。システムごとに一律の設定を行う場面で活躍しそうです。この記事が誰かの役にたてば幸いです。