AWS Amplify Admin UIがリリースされたので早速試してみる #reinvent #amplify

2020.12.11

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こんにちは、クラスメソッドの岡です。
12/02に AWS Amplify Admin UI が新しくリリースされました!東京リージョンでも利用できます。
早速試してみたので、AWS Amplify Admin UIの概要とデータモデリング機能の使い方をご紹介します。

AWS Amplify Admin UIとは?

WEBアプリ/モバイルアプリのバックエンドの作成と管理ができる機能です。
フロント側もAmplify Consoleでホスティングされていればさらに効率よく使うことができますが、データモデリング自体はAWSアカウントがなくても利用できます。
実際には https://{region}.amplifyapp.com/admin/{appId} のドメインでホストされます。

既にAmplify Consoleでホスティングされている場合は以下のように Backend environments のタブからAdmin UIが使えるようになっています。

主な機能

現在提供されている機能は以下の3つです。

  • データモデリング
  • 認可認証機能の追加
  • アプリケーションのコンテンツ・管理者・管理者グループの管理

Admin UIへのユーザーの招待はIAMなどではなく、メールアドレスで追加することができます。

やってみる

この記事では実際にAWS環境にはデプロイせずに、Sandboxを使ってデータモデリングの機能を試してみたいと思います。

1, Sandbox にアクセスして、Get started を選択。

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2, Data を選択すると、サンプルとして使えるスキーマを出してくれます。今回は To-do list schema にしてみます。

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データモデリングの画面になりました!

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親切に機能説明も書いてくれています。

  • モデルの追加
  • フィールドの追加
  • モデル間のリレーションを追加

がデータモデリングの機能として使えるようです!

見た感じNoSQL Workbenchのクラウド版っぽいなと思ったんですが、リレーションまで表現できるのは良いですね!

3, せっかくなのでモデルとリレーションを追加していきます。

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4, Todoのモデルが既にあるので、Userモデルを追加してみます。 image

5, 次にリレーションを追加していきます。 image

6, ユーザーは複数のタスクを持てるかつ、タスクには複数のユーザーを割り当てられることにしたいので、多対多の Many User to many Todo のリレーションを選択します。 image

7, 保存するとTodoの方にもm:nのリレーションが表示されました。 image

Amplify DataStoreでテスト

今日はデータモデリングまでを紹介しましたが、さらにテストタブからクライアント(WEB/モバイル)アプリの生成コマンドと、作成したデータモデルへのCRUD操作を Amplify DataStore に対して行うコードまで生成してくれます。
Sandboxを使えばここまでAWSアカウントなしでもできますね。

テストができたらそのままデプロイタブでめちゃくちゃ便利ですね!
今後のアップデートも楽しみです。

参考