
2025年re:Play出演アクトはBECK!USオルタナティブ音楽シーンを代表するアーティストはどんなハイライトを描くのか
ラスベガスのre:Invent会場から発表される新情報の数々にびっくりしているみんな!俺もびっくりしてるよ。
ということで今しがたAWS公式アカウントよりre:Playのヘッドライナー(大トリ)がBECKであることがアナウンスされました!やー今年のre:Inventの話題で一番びっくりしました。
re:Inventで最も熱い夜re:Play
まずはre:Playについておさらいです。AWSの年次カンファレンスとして毎年ラスベガスで行われているre:Invent、その後半の夜に行われるパーティがre:Playです。
re:Invent参加者がアクセスできるその会場では数々のお祭り系アトラクションや技術的要素を織り交ぜた企画のほか、数千人を収容可能なステージエリアにてDJやバンドによるライブパフォーマンスも5組以上出演。その夜は実質野外フェスと言ってもいいでしょう。カンファレンス終盤というのも手伝ってめちゃくちゃ楽しいです。
従来re:Playのトリを務めていたのはMartin Garrix、Skrillexといったダンスミュージックのアーティストで、2024年は日本でも人気のあるZeddが会場を沸かせましたが、バンド枠でもギターポップバンドWeezerが出演。現地にいたクラスメソッドの音楽クラスタ複数名が興奮によってライブ開始後Slack上の音信が途絶え、「ああお楽しみになんですね!」と日本でだいぶ悔しくなってた記憶が胸に刻まれたままです。
速習BECK情報。ジャンルレスな音楽性をお楽しみください
そして今年登場がアナウンスされたのはシンガーソングライターのBECKです。これは驚き。というのも、まさに盛り上げ役というようなDJでもバンドでもないフォーマットのアーティストがヘッドライナーを務めるのはre:Play史上初だからです。
BECKの見どころ紹介…ですがまず今ラスベガスにいて「ベック?漫画?」的な感想を持った方々におかれましては速習用に「30年以上のキャリアを持ち、ディスコ的な派手パフォーマンスからボサノバ、しっとり聞かせ系の弾き語り曲まで幅広いパフォーマーです!あとグラミー受賞歴があって日本でもちょっと前に浜ちゃんの『ジャンクSPORTS』テーマソング歌ってた人 す。バンドのマンガとは無関係す」という解像度でOKです。ライブは特に終盤に向けてきっと楽しい。押忍。
ベックことベック・ハンセンは1990年代初頭から活躍するアーティストで、カントリーやソウルミュージック、ヒップホップといったアメリカならではの音楽だけでなくラテン、エレクトロニカなど幅広いジャンルを取り込んで「アルバム出すごとに色が違う」とよく驚かれていました。
代表曲といえばサビで大合唱も起こるであろうこの「Loser」とあとはコールアンドレスポンスが楽しい「Where It's At」という90年代前半のナンバーですね。直近のセットリストを確認した限りではこの辺りの演奏はほぼ確実。目を閉じればコップを片手にアラフォー世代が合唱している絵が浮かびます。
ただ、実験的なサウンドを積極的に取り入れる一方、シンガーソングライターとして心にグッとくるようなこと歌ってくれる存在でもあり(映画「エターナル・サンシャイン」のエンディングテーマとか)その表現の幅広さがre:Playのお祭り会場とどのような化学反応につながるかは個人的に注目したいところです。
いずれの展開であっても、そのクオリティには太鼓判を押させていただきます。それは日本でも今年5月にASIAN KUNG-FU GENERATIONが主催したフェスティバルにてアジカンを差し置いてヘッドライナーを務めていることや、これまで日本武道館など様々な場所で行われた来日公演を観たことがある人の反応などから察してください!
取り急ぎこれがBECKに関する情報ですが、他のアクトも決まりましたら更新しますね!うおお今年も順調に羨ましいですre:Play〜!
【参考】過去のre:Play出演アーティスト
2024年 Zedd / Weezer
2023年 Major Razer
2022年 Martin Garrix
2019年 DJ Snake
2018年 Skrillex
2017年 DJ Snake
2016年 Martin Garrix
2015年 Zedd
2014年 Skrillex
2013年 DeadMau5
2012年 four color zack






