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[アップデート] AWS Builder ID が Google アカウントでサインインできるようになりました
いわさです。
最近 Kiro などあちこちで利用するシーンが増えている AWS Builder ID ですが、先日のアップデートで Google アカウントでのサインアップ/サインインが出来るようになりました。
これはとても良いですね。
これまで新しくサインアップする際に、情報をいちから入力したり MFA を新しく登録したりと地味に面倒だったのですが、既に Google アカウントをお持ちであればワンクリックでサインアップやサインインが出来るようになりました。
AWS Builder ID 認証フォーム
色々なアプリケーションと連携されていますが、AWS Builder ID のサインアップフォームの本体はこちらです。
アクセスしてみると、なんか以前とはデザインも違っているような。
なんか色合いというか、色々と変わりましたね。
このフォームサインアップとサインインを兼ねているのですが、従来のようにメールアドレスを入力する方式に加えて、「Continue with Google」というボタンが追加されていますね。
「Continue with Google」を押すと、Google アカウントの選択画面が表示されました。
既にサインイン中であれば、対象のアカウントを選択します。
初めて AWS Builder ID にサインインする場合は、サインアップが始まります。
Google アカウント情報へのアクセス許可を行います。このあたりで自動的にユーザー情報を収集してくれるので、別で名前などの入力を省略することができます。
サインアップが完了するとそのままセキュリティメニューが開かれるのですが、新たに「Sign-in method」という欄が表示されており Google アカウントの場合は「Social login」になっていますね。
ちなみに従来どおり E メールでサインアップした AWS Builder ID の場合だと「Email」になることを確認しました。
なお、E メールでサインアップする場合は、名前など追加情報の入力が必要なのですが Google アカウントでサインアップすると自動で名前を設定してくれていました。便利すぎる。
既存の AWS Builder ID と Google アカウントの紐づけみたいなのはできないっぽい
サインイン方法を変更できると楽だなぁと思っていたのですが、どうやら本日時点では既に作成済みの AWS Builder ID と Google アカウントの紐づけはできないようです。
AWS Builder ID で使用済みのメールアドレスと同様の Google アカウントでサインアップしようとしたところ次のエラーが発生しました。
The email you are using has a Builder ID account associated with it. To continue, return to sign in and enter the password for the account or try a different email.
このあたり公式ドキュメントにも記載されていまして、同一メールアドレスは使えないとのこと。
さいごに
本日は AWS Builder ID が Google アカウントでサインインできるようになったので使ってみました。
AWS Builder ID で個別の MFA デバイスの設定をしないといけなかったので既存の AWS Builder ID も Google アカウントと統合できるとより便利だなと思ったのでその点は今後に期待したいです。
昨年の AWS re:Invent 2024 では AWS Builder ID を登録することでジャケットを貰うことができ、AWS Builder ID の作成する人たちで溢れかえっているシーンもありましたが、この機能で簡単に作成できるようになりそうです。
もしかして今年の AWS re:Invent 2025 も AWS Builder ID 登録系の何かあるのか?