[TIPS]AWS認定アカウントに登録している氏名変更を申請してみた

配偶者には「あなたって本当になんでもブログのネタにしようとするよね!(呆れ)」と言われました。
2021.02.24

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皆様、おはこんばんちは。オペレーション部のもっさんです。
私事ですが、最近戸籍上の氏名を変更する機会がありました。法的氏名の変更に伴い、AWS 認定アカウントに登録している氏名変更の手続を行ったため、手順をまとめてみます。
申請および切替は簡単に行えますが、事前に身分証の準備などが必要ですので注意してください。

事前に準備するもの

変更にあたり、以下の条件を満たす身分証のコピーが必要です。あらかじめ公的機関で証明書を取得しておくか、身分証の記載事項の変更手続きを行っておいてください。

  1. 公的機関が発行した正式な氏名変更の証明書
  2. 変更前の氏名が記載されている身分証明書
  3. 新しい氏名が記載されている身分証明書

姓の変更の場合、運転免許証やマイナンバーカードなどに旧姓が併記されているのであれば、1つの証明書で上記の条件を満たすことができるため、1種類の身分証を準備していればよいです。例えば、私の場合は運転免許証の表に旧姓、裏に新姓が記載されていたため、運転免許証の表と裏のコピーの提出で OK でした。

AWS 認定アカウントの氏名変更には、サポートへのリクエストが必要

AWS 認定アカウントに登録している住所や勤務先、メールアドレスは、ポータルサイトから登録者の任意のタイミングで変更を行うことができます。しかし、氏名に関してはポータルサイトからの変更ができません。プロフィールタブのテキストボックスも、氏名欄はグレーアウトして入力・削除ができなくなっています。

※氏名の一部をマスクしています

氏名を変更するには、 「AWS トレーニングと認定サポート」へ氏名変更の連絡を行う必要があります。
では実際に、氏名変更のリクエストを行います。

氏名変更リクエストの手順

フォームより氏名変更したい旨のリクエストを送る

サポートへのリクエストは、以下のWebページのフォームから送信してください。
AWS Support https://support.aws.amazon.com/#/contacts/aws-training

[連絡先情報]の欄をすべて入力します。念のため、連絡先メールアドレスの欄は AWS 認定アカウントのメールアドレスと同一のものを入力しました。
次に[リクエスト情報]の各項目を入力します。各項目の選択肢および入力は以下のように行いました。

  • お問い合わせタイプ : アカウントアシスタンス
  • その他の詳細 : 名前の変更
  • お問い合わせ内容 : AWS 認定アカウントに登録されている氏名を変更したい旨と、変更後の氏名(ローマ字表記)を記載

[送信]をクリックすると、サンクスメッセージが画面に表示されました。

サポートへ身分証明書のコピーを送付

数時間後、AWS トレーニングと認定サポート窓口よりメールで連絡がありました。身分証のコピーを本メールの返信に添付して送付してほしい、といった旨の連絡でした。ここで、「事前に準備するもの」で挙げた条件を満たす身分証が必要になります。
私の場合は運転免許証の表面(旧姓が記載されている面)と裏面(新姓が記載されている面)をそれぞれスマートフォンで撮影し、その画像をメールに添付して送付しました。

しばらくすると、サポートよりシステム上の氏名変更が完了した旨の返信がありました。

確認

AWS 認定アカウントにログインすると、[マイプロフィール]タブの氏名情報が問題なく変更されていることが確認できました。

ちなみに、過去に取得した認定の PDF 証明書や、過去に受験した試験のスコアレポートの氏名欄も、新しい氏名に変更されていました。複数の認定を取得していても、1度の手続きですべて変更できるのは便利で嬉しいですね。

さいごに

なかなか機会が少なそうな「やってみた」ネタなので、少しドキドキしながらブログ記事にしています。笑
認定試験受験の際には、身分証明書を提示して AWS 認定アカウントの氏名と法的氏名が一致していることを証明する必要があります。
簡単に申請できるため、試験の直前に慌てないためにも氏名に変更が生じたら早めに手続きをしておきましょう。