CLF-C01とSAA-02を二回ずつ受けて、試験について振り返ってみた
ソリューションズアーキテクトーアソシエイトに合格しました、ハウンです?
クラメソに新卒エンジニアとして入社して4か月ぐらいになって、本当に時間の速さが半端ないなと実感しています...(その分、毎日充実していると信じたい)
そういうことで早速本題ですが、今回はクラウドプラクティショナーとソリューションズアーキテクトーアソシエイトを両方合格したことで振り返りをしてみようと思います!
同期のスジェさんやたいがーさんが先月に合格ブログを書いてますので、そちらもご参考ください?
なぜ2回ずつ受けたのか
もうお気づきの方がいらっしゃるであろうと思います。そうです。
どちらも一回目は不合格だったという悲惨な結果でした...
私も1回目の試験に向けては公式やUdemyの模擬試験を解いたり、ホワイトペーパーやドキュメントを読んだりと、周りと特に変わりなく勉強を進めていました。
けれど、一つ足りなかった部分が集中力でした。元々、私は短時間で集中して終わらせるタイプですが、AWSの勉強範囲はかなり広いということで時間を掛けて勉強する必要があったため、モチベーションの維持が難しかったです。それで試験の勉強の途中に他のことに手を出してしまってました。あと、試験に出題されるサービスにあまり触れていなかったことも一つの理由になったと思います。
そんな訳で新卒メンバーの中では例外的に2回ずつ試験を受けた人になりましたけど、その分AWS資格に向けてどう勉強すればいいかについて得られた部分はあったと思います。
試験の振り返り
試験 | 1回目日時 | 2回目日時 |
---|---|---|
CLF-C01 | 2020/06/02 | 2020/06/17 |
SAA-C02 | 2020/07/28 | 2020/08/11 |
上記の表のとおり、私は1回目の試験を受けてから2週間後に即2回目の試験を受けました。
なぜかというと、まだ試験内容が記憶に残っているうちに勉強を済ませたほうがより効率的だったからです。
2回目の試験に向けての勉強方法
2回目からは、試験を解いていた時にわからなかった問題を優先して確認しました。あと、どのサービスが問題として出題されやすいかをまとめておいたことも大きく役立ちました。
勉強の仕方を要約すると下記のような感じになります。
試験が終わり次第、携帯にわからなかった問題や答えがはっきりしなかった問題、出題傾向をメモしておく
↓
メモした内容を中心にFAQやドキュメントを読みながら勉強に取り組む
↓
残りの期間は模擬試験を解きながら、間違えて理解していた部分などの振り返り
また、実際にサービスを使ってみることで、より理解を深めることができました。やっぱり「百聞は一見にしかず」ということわざのように、ただ読み返すよりは一度でも試してみることが大切だということが身に沁みます。
CLF-C01とSAA-C02の違い
クラウドプラクティショナーはまあまあできたけど、ソリューションアーキテクトーアソシエイト難しすぎない!?
このように思ったことはありませんでしょうか。
実際に新卒メンバー皆、ソリューションズアーキテクトーアソシエイトを準備していた時にとても難しいと言っていたくらい、問題の難易度がグンと上がっていると感じました。
一体どれほどの違いがあるのか試しに調べた結果、クラウドプラクティショナーとソリューションズアーキテクトーアソシエイトは別格の試験ではないかと思ってしまうくらいでした。下記のようにまとめましたので、もし受験を考慮している方でしたら、参考にしてみてください。
- クラウドプラクティショナーは、大きく
- AWSの利点
- AWSの主なサービス
- AWSのセキュリティ(責任共有モデル、IAMなど)
- AWSの料金や決済
に関する問題と分けられています。なので、AWSの全体的な背景に関する問題が出題されていて、範囲自体はこちらのほうが幅広い感じでした。
AWSのサービスについては、AWSの概要ホワイトペーパーに書かれたほとんどのサービスが出題されるほど幅広い範囲を勉強する必要があります。ただ、それほど深く問わないため、サービスに関するキーワードを繋げて覚えておけば解けるぐらいの難易度でした。
- ソリューションアーキテクトーアソシエイトでは、アプリケーションのインフラ構築でよく使われるサービスに関する問題と絞られてきます。
サービスは絞られてますが、その分、サービスの詳細的な機能要素まで勉強をしておく必要がありました。
特に、ほとんど「今この状況なんだけど、この問題を改善するにはどのサービスを使えばいい?」という問題形式をとっています。レジリエント、高パフォーマンス、セキュア、コスト最適化として一番ベストな選択肢を選ぶように問われますので、問題を最後までちゃんと読んで解くことが重要でした。
各サービスのFAQやドキュメントを読んだり、構成図を見て、このサービスはどんな状況で使われるのかを理解しておきましょう。
勉強する時に注意すること
5月あたりまではAWSをちゃんと理解して使っていたわけでもなく、インフラの知識もあまりなかったせいで、とりあえずぶつけてみる感じでやってきました。
「挑戦してみる」、ただそれでも価値はあることですが、試験を受けるための金額を考えると、効率が悪くなってしまうなと思いました。(弊社で試験料を支援してもらえてなかったら、こんなに受けられなかったと思います?)
なので、この記事を読んでいる皆さんあてに、せめてこれは注意してほしいという部分を残しておきます。
模擬試験の結果が良くても、油断は禁物
公式の模擬試験を解いて、自分がどれぐらいの理解値を持っているかを確認することは大切です。けれど、正解率が高かったからといって即試験を受けに行ってしまう行動は危険です。
公式の模擬試験の問題数は20問で、本試験より問題数がかなり少なく、難易度も比較的易しいほうです。本試験を受ける前にかならず模擬試験の答え合わせをを終わらせ、Udemyや外部サイトの問題例、問題集などを活用して万全の準備をしましょう。
間違えた問題は、解説をただ読んで終わりにしないこと
公式の模擬試験は答えを教えてくれないので、全て自力で答え合わせをする必要があります。その反面、Udemyは問題に解説が付いていて、調べる時間を短縮させてくれます。
とてもありがたい機能ではあるものの、ちゃんと自分のものにできなければ意味がありませんよね。なので、間違えた問題や曖昧だった問題はメモを残し、自分で調べましょう。実際、私もただ解説を映し書きするより、自力で調べてまとめておいたほうが長く記憶に残りました。
問題を丸暗記しないこと
最初はAWSの試験問題を難しく感じいていたこともあって、こう聞かれたらこの答えを選ぶという感じで覚えていました。
暗記式の勉強が全く効果がないという訳ではないですが、ただ問題と答えを覚えることがサービス自体の理解に繋がるとは限らないことをこの機に思わされました。(不合格がかなり痛い)特に、SAA-C02ではインフラ構成をわかっていないと解けない問題も多数ありますので、焦らずしっかり勉強することが大切だと感じました。
私も次の試験の勉強では、サービスについて隅々まで調べることを心掛けようと思います。
最後に
やっとソリューションアーキテクトーアソシエイトにも合格でき、次の試験に向けてどう勉強すれば良いかについて掴むことができてよかったと思います。
まだまだ長い道のりですが、これからもAWSの勉強がんばります!??
もし、クラウドプラクティショナーとソリューションズアーキテクトーアソシエイトを準備している方、どちらを受けるか悩んでいる方、そうでない方でも参考に慣れたら幸いです。