中国リージョンのEC2インスタンス料金リストを確認してみた
こんにちは。サービス開発室の武田です。
そういえば中国リージョンのEC2料金って載っていたかな?と見に行ったのですが載っていませんでした。
GovCloudは載っているため、どうやら中国リージョンが特殊なようです。
中国リージョンの料金リスト
中国リージョンの料金ページはこちらにありました。
通常のAWSドキュメントがaws.amazon.com
ドメインなのに対して、中国リージョンはwww.amazonaws.cn
ドメインと異なっています。上記のページから、さらにOS別の料金ページに飛べます。
いくつかのインスタンスタイプの料金を比較してみた
通常の料金リストと比べてみました。個人的に発見だったのは、中国リージョンのリストは通貨がCNY(中国人民元)だったことです。USDじゃないんだなーと。
すべてOSはLinuxで、オンデマンド料金です。また参考情報として、執筆時点の為替が1CNY=0.1372USD
でしたので、これで計算した金額も一緒に載せておきます。基本的にはバージニア北部が最安ですが、為替の関係で北京リージョンが安くなることもあるようです。
インスタンスタイプ | バージニア北部(USD) | 東京(USD) | 北京(CNY) | 北京(USD) |
---|---|---|---|---|
t3.micro | 0.0104 | 0.0136 | 0.0657 | 0.009 |
t4g.xlarge | 0.1344 | 0.1728 | 0.8106 | 0.111 |
c6i.2xlarge | 0.34 | 0.428 | 2.957 | 0.405 |
x2idn.metal | 13.338 | 19.341 | 137.742 | 18.898 |
p3.16xlarge | 24.48 | 33.552 | 288.627 | 39.599 |
まとめ
中国リージョンの料金リストを確認してみました。ドメインが違うこと、通貨がCNYだったことを覚えておきましょう。