AWS Community Day DACH 2023 in Munich へ参加してきました!
こんにちは、yagiです。
9/14 開催の AWS Community Day DACH 2023 in Munichへ参加しましたのでレポートします!
AWS Community Day DACH 2023 in Munich
What to expect?
The AWS Community Day DACH 2023 will be an in-person event again! We are very happy to be able to meet on September 14th 2023 at the Smart Village Bogenhausen in Munich which is a perfect location to learn, network and have fun together! Number of (registered) AWS User Groups in DACH region 30 Estimated atendees in 2023 600
DACH リージョン(ドイツ、オーストリア、スイス)最大の AWS Community イベントで、2023年はミュンヘンでの開催となります。
DACH リージョンで登録された AWS User Groups の数は 30 、参加予定人数はなんと 600 人というDACHリージョン最大のCommunityイベントとなります!!
個別のセッションに関しては後ほど記載しますが、会場の様子や雰囲気、面白かった内容などをまとめたいと思います。
会場の様子
会場はミュンヘンの SmartVillage Bogenhausen でした。建物はオシャレな内装の二階建てで、4つのセッション部屋にイベントスペースやSWAGが貰える部屋、そのほか休憩スペースなどもあり、とても居心地の良い場所でした!
Tシャツをもらった後、朝ごはんにミュンヘン名物のプレッツェルをいただきました。美味しかったです。
当日のアジェンダはこちらの通りです。
朝9時に始まり、18時までセッションがありそのあとはネットワーキングの時間がありました。
Keynote - Do modern cloud apps lock you in? Gregor Hohpe
キーノートは AWS の Sr.Principal Evangelist である Gregor Hohpe さんより、モダンなクラウドアプリアーキテクチャとロックインについてのお話がありました。
現在は Enterprise Strategist and Sr.Principal Evangelist として、「The Software Architect Elevator」という書籍の中で、
”Excessive complexity is nature’s punishment for organizations that are unable to make decisions.”
と提唱されています。
VMs → Container → Serverless のイベント駆動アーキテクチャ へとインフラから最新のモダンアプリケーションへの進化を話した上で、
+ プラットフォームのサービスのみで考えるとアプリケーションの本来の設計の意図や目的(intent)が失われロックインされてしまうこと、デザインパターンで考えることでそれらを失わずに保持する(retain)ことができる
+ デザインパターンと優れたソフトウェアデザインおよびデリバリーがより良いアプリケーションの構築およびスイッチングコストを低く保ってくれる
ことについて言及されていました。
EXPO
数はそんなに多くなかったですが、EXPOブースも開かれており、その中でSnyk、CockroachDB のブースへ立ち寄り、お話を伺ってきました!
Snykでの説明&デモを見せていただきました!
Snyk
Snyk は、デベロッパーファーストのセキュリティプラットフォームです。アプリケーションやクラウドでの開発において、アプリケーション全体のセキュリティ担保を支援しています。コードから実行中のクラウドに亘り、脆弱性を発見して修正することが可能です。
現在 Snyk には、以下の4種類の製品があります。
- Snyk Code
- Snyk Open Source
- Snyk IaC
- Snyk Container
いずれも開発段階における静的スキャンで、脆弱性検知が可能となるとのことです。
設定ファイル等の Dependency からの脆弱性検知や、
コンテナや Kubernetes の脆弱性の検出ができる様子も見せていただきました。
その他にも、NoSQL Injection などの脆弱性もこのように検出できるとのことです。
CockroachDB
CockroachDBは世界で最も進化したクラウド SQL データベースです。どこにいても、すべてのアプリに簡単な拡張性、完璧な復元力、低遅延パフォーマンスをユーザーに提供します。
一貫性のあるSQL(ACID)、耐久性があり災害に強い、すぐに利用開始、接続ができて利用した分だけの支払いで済むなどのコストメリットについても説明を受けました。
こちらのブースでは実際のデモはありませんでしたが、AWS Marketplace からも直接購入でき、製品ページからも無料で試してみることができるので是非やってみてほしいとのこと。
お土産もいただきました。
Networking
セッション終了後の 18時から Networking がありました。 ミュンヘンの地ビールやスナックを片手に、ミュンヘンの現地の会社に勤務されている他社の方など、様々な方とお話し&交流ができて楽しかったです!