[アップデート] Amazon Q を使って自然言語で AWS Cost Explorer のクエリ実行できるようになりました
Cost Explorerに対して自然言語でクエリを実行したい
こんにちは、のんピ(@non____97)です。
皆さんはCost Explorerに対して自然言語でクエリを実行したいなと思ったことはありますか? 私はあります。
手っ取り早くコスト分析をするときにCost Explorerは欠かせません。
しかし、パラメーターをコネコネしながら欲しい情報を探し出すのはなかなか大変です。
今回、アップデートによりAmazon Q によって自然言語で AWS Cost Explorer のクエリ実行できるようになりました。
これによってコスト分析をより手軽に素早く行うことができるようになります。
実際にやってみます。
やってみた
Cost Explorerを開くとAI でコストを調べるという項目が生えてきていますね。

例として挙げられている質問文としては以下がありました。
- 過去2ヶ月間のコンピューティングコストを比較
- 今月、最も支出の多いサービスを表示
- 来月の予想費用はいくらか?
- 先月のコンピューティングコストはどのくらいだったか?
- 先月、最も支出が多かったのはどのサービスか?
- 今月、データベースサービスにいくら費やしたか?
- 過去3ヶ月間の月間使用量を表示
- アベイラビリティゾーン別の時間単位のコストを表示
リロードすると内容も変わったので、固定ではないようです。
ちなみに、私の環境では質問するをクリックしても何も動作しません。ドキュメント上では動作するものらしいです。
Using the Ask question button
For questions that go beyond the suggested prompts, the Ask question button is positioned next to the suggested prompts. When you click this button, the Amazon Q Developer chat panel opens and you can type any cost related question in your own words, such as "What is my current month's cost and usage compared to the previous month?" or "Show me my EC2 costs broken down by instance type for the last 3 months."
Amazon Q Developer processes your question and delivers insights in the chat panel while determining how to display the visualization. Cost Explorer automatically updates charts and tables when analysis is based on your cost and usage data. When Amazon Q Developer compiles insights from additional datasets such as pricing or anomaly detection, visualizations are displayed in Amazon Q Developer's new artifacts panel.
Asking questions about your costs using Amazon Q Developer - AWS Cost Management
試しに今月、最も支出の多いサービスを表示をクリックします。

Amazon Qとのチャットペインが開き処理が動き始めましたね。
15秒ほど待つと、質問結果が表示されました。なかなか良い感じです。

また、連動してレポートパラメーターも変わり、グラフおよび表の値も更新されます。テキストのみの情報ではなくグラフで表示されると新たな気づきを得やすいので、この連動は嬉しいですね。
次に先月で最も課金額が大きかったUsage Typeを教えてくださいと質問をすると以下のようになりました。

Route 53 Global Resolverの料金であることが分かります。GAされたことに気づかずに大量の課金がされていることにひっくり返った思い出があります。
では、実際にどの期間まで課金が発生していたのでしょうか? GlobalResolver-BaseRegionsWithoutFiltering の課金が発生していた日を教えてくださいと質問します。

粒度が日別でUsage Typeを絞り込んでくれていますね。
なぜ急に料金が発生したのでしょうか。とさらに質問します。
すると、Route 53 Global Resolverの無料トライアルが終了したためと回答がありました。正解といえば正解ですね。

Amazon Qと壁打ちしながらコスト分析できる
Amazon Q を介して AWS Cost Explorer のクエリ実行してみました。
Amazon Qと壁打ちしながらコスト分析できるのはいいですね。
気になる料金ですが、ドキュメントから正確な情報は読み取れませんでしたが、挙動としては追加の課金は発生しなさそうです。
マネジメントコンソールからCost Explorerの操作をする際には無料で利用できます。ただし、マネジメントコンソールを介さずにAPIを利用する場合ははAPIリクエスト一件あたり0.01USDの課金が発生します。
You can view your costs and usage using the Cost Explorer user interface free of charge. You can also access your data programmatically using the Cost Explorer API. Each paginated API request incurs a charge of $0.01. You can't disable Cost Explorer after you enable it.
Analyzing your costs and usage with AWS Cost Explorer - AWS Cost Management
ただし、Amazon Q経由のコスト分析で課金がかかるのかの明言はありません。
実際にAmazon QでCost Explorerにクエリ実行をして数日待ったのち、現在から過去2週間でCost Explorerの課金有無を調査してください。と質問をすると、毎日 0.01 USD = 1回分のAPIリクエスト分の料金のみ発生していました。

これは私が日時でSlackに料金通知をしている分に対しての課金です。それ以外の課金が発生していないことを鑑みるに、 Amazon Q を介して AWS Cost Explorer のクエリ実行してもCost Explorerの課金は発生しないと考えます。
この記事が誰かの助けになれば幸いです。
以上、クラウド事業本部 コンサルティング部の のんピ(@non____97)でした!









