【AWS DevDay Tokyo 2019 セッションレポート】ゼネラルセッション3 倉貫 義人さん #awsdevday
AWS DevDay Tokyo 2019ゼネラルセッションをレポートします。4部構成になっていたので分けてレポートします。こちらは第3部です。
スピーカー
株式会社ソニックガーデン
代表取締役社長
倉貫 義人さん
セッション内容
- クラシコムとソニックガーデンを経営
- 元はプログラマー、ビルダー
- TIS入社
- プログラム楽しくできない
- アジャイル開発に出会った、普及活動
- 受託開発→社内システム→社内ベンチャー
- 受託開発にはアジャイル向かないと気づいた
- 一括納品で何回も納品するのはねじれ
- 受託開発にはアジャイル向かないと気づいた
- そもそもアジャイル開発があってるのか?を考えるべき
- 背景、制約条件が合わないことをやってもうまくいかない
- ゴールから手段を選ぶ
- 納品のない受託開発
- 制約(ビジネスモデル)をアジャイル向けに変えた
- 月額定額
- 見積もり、要件定義なし
- 本当に要件定義が必要なのか?
- 後からもめないためのシステム会社のビジネスモデル上の制約でしかないのでは
- ドキュメントなし
- 担当が一人
- 本当に人たくさんいるのか?
- オープンソース・クラウドが出てきて一人でできる範囲が増えた
- プロジェクトなし
- 契約時間なし
- 成果で契約する
- 今世界で起きていること
- Software is eating the World
- ソフトウェア開発の本質とは
- 大量生産・ルーチン・製造業ではない
- デザイン・問題解決・ナレッジワークである
- プログラミングを手段に、問題解決する仕事
- これから求められる仕事
- 人類の文明の進化は不自由を置き換えてきた
- あらゆるものは自由になることにつながっている
- 自由な発想が求められる、好きで楽しめるか
- クリエイティブな仕事、人数のいらない仕事
- 人類の文明の進化は不自由を置き換えてきた
- この先のエンジニアの生き方
- ソフトウェア開発の仕事は減ることはない
- 腕を磨き続ければ、自分の価値を高められる
- 土地、金を持っているとかではない
- 自分個人に残るスキルが重要視されているとても良い時代
- 例:Googleでも社員が全員やめれば潰れる
- あなたの仕事は、難しいからこそ価値がある
感想
先のまつもとさんのセッションに通じる部分がたくさんあると感じました。問題を見極め、適切な手段を選択して解決する、エンジニアの本質的な部分がよりこの先重要になると感じました。「本当に要件定義が必要なのか?」「本当に人がたくさん必要なのか?」などという前提を疑う問いかけは面白いですね。