
AWS DevOps Agent(Preview)の Datadog MCP サーバ連携をやってみた #AWSreInvent
こんにちは。AWS re:Invent2025 に参加しているオペレーション部のshiinaです。
はじめに
AWS DevOps Agent ではオブザーバビリティツールの Datadog と連携が可能です。
早速 Datadog MCP サーバと接続し、メトリクス・ログ・トレースの連携を行い、調査機能を拡張してみました。
やってみた
今回のインシデント調査は ALB のヘルスチェックに失敗し、ターゲットが異常となるケースで行います。
下記 Datadog のメトリクスモニターがアラート状態となったシーンで実施してみます。
- aws.applicationelb.httpcode_target_5xx
- aws.applicationelb.un_healthy_host_count monitor


前提
- AgentSpace 作成済み
Datadog テレメトリー連携設定
-
Agent Space の Capabilities タブを選択します。
-
Telemetry より Add を選択します。

-
Telemetry 一覧より Datadog の Register を選択します。

-
Datadog MCP Server Details では任意の Server Name を指定し、追加します。

-
Datadog のサイトにリダイレクトし、アクセス認可を行います。

-
連携先の Datadog organization を選択します。

-
権限を確認の上、認可します。

-
「Datadog registered successfully」のメッセージが表示されたら、SAVE を選択します。

-
Configure Webhook Connection のセットアップが表示されます。
今回は Datadog MCP サーバ のみ利用するため、そのまま Close を選択し、セットアップは完了させます。

インシデント調査
意図的に ALB のヘルスチェックに失敗し、ターゲットが異常にさせ、DevOps Agent でインシデント調査を行います。
Start Investigation にて以下を指定して実施してみます。
- Investigation details
Please investigate the cause of the Datadog monitor alert that occurred around 4:30 JST on December 3.

MCP 連携を確認してみる
MCP サーバを経由して Datadog API リクエストを行っていることが確認できます。
Datadog メトリクスやログを元に AWS リソースの調査がシームレスに行われています。



まとめ
今回、AWS DevOps Agent(Preview)と Datadog MCP Server を連携し、インシデント(ALB のヘルスチェック異常)のシナリオで動作検証を行ってみました、
従来は Datadog 側と AWS 側を行き来していた調査フローを、AI エージェントにより一つのインターフェースに集約できるので、インシデント対応フローをより簡素化できそうです。
Preview 段階ではありますが、Datadog をすでに利用している環境では比較的手軽に試せるので、インシデント対応の自動化や効率化に関心のある方は、一度触ってみる価値があると感じました。
本記事が参考になれば幸いです。
#AWSreInvent








