AWS DevOps Agent(Preview)の Datadog MCP サーバ連携をやってみた #AWSreInvent

AWS DevOps Agent(Preview)の Datadog MCP サーバ連携をやってみた #AWSreInvent

2025.12.05

こんにちは。AWS re:Invent2025 に参加しているオペレーション部のshiinaです。

はじめに

AWS DevOps Agent ではオブザーバビリティツールの Datadog と連携が可能です。
早速 Datadog MCP サーバと接続し、メトリクス・ログ・トレースの連携を行い、調査機能を拡張してみました。

やってみた

今回のインシデント調査は ALB のヘルスチェックに失敗し、ターゲットが異常となるケースで行います。
下記 Datadog のメトリクスモニターがアラート状態となったシーンで実施してみます。

  • aws.applicationelb.httpcode_target_5xx
  • aws.applicationelb.un_healthy_host_count monitor

dd-monitor1

dd-monitor2

前提

  • AgentSpace 作成済み

Datadog テレメトリー連携設定

  1. Agent Space の Capabilities タブを選択します。

  2. Telemetry より Add を選択します。
    add1

  3. Telemetry 一覧より Datadog の Register を選択します。
    add2

  4. Datadog MCP Server Details では任意の Server Name を指定し、追加します。
    add3

  5. Datadog のサイトにリダイレクトし、アクセス認可を行います。
    add4

  6. 連携先の Datadog organization を選択します。
    add5

  7. 権限を確認の上、認可します。
    add6

  8. 「Datadog registered successfully」のメッセージが表示されたら、SAVE を選択します。
    add7

  9. Configure Webhook Connection のセットアップが表示されます。
    今回は Datadog MCP サーバ のみ利用するため、そのまま Close を選択し、セットアップは完了させます。

add8

インシデント調査

意図的に ALB のヘルスチェックに失敗し、ターゲットが異常にさせ、DevOps Agent でインシデント調査を行います。
Start Investigation にて以下を指定して実施してみます。

  • Investigation details
Please investigate the cause of the Datadog monitor alert that occurred around 4:30 JST on December 3.

start invension

MCP 連携を確認してみる

MCP サーバを経由して Datadog API リクエストを行っていることが確認できます。
Datadog メトリクスやログを元に AWS リソースの調査がシームレスに行われています。

mcpuse

mcpuse2

mpcuse3

まとめ

今回、AWS DevOps Agent(Preview)と Datadog MCP Server を連携し、インシデント(ALB のヘルスチェック異常)のシナリオで動作検証を行ってみました、
従来は Datadog 側と AWS 側を行き来していた調査フローを、AI エージェントにより一つのインターフェースに集約できるので、インシデント対応フローをより簡素化できそうです。
Preview 段階ではありますが、Datadog をすでに利用している環境では比較的手軽に試せるので、インシデント対応の自動化や効率化に関心のある方は、一度触ってみる価値があると感じました。
本記事が参考になれば幸いです。

#AWSreInvent

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