AWS DevOps祭り 2018で登壇してきた

AWS DevOps祭り 2018で登壇してきた

Clock Icon2018.12.15

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はじめに

こんにちは、DevOps導入支援担当の藤村です。2018年12月3日に開催されたAWS DevOps祭り 2018で、「DevOps:変化の激しい環境でビジネス競争力を向上させる具体的な方法」という発表をさせて頂きました。当日のイベントの内容を紹介させて頂きます。

会場

会場はアマゾン新目黒オフィスである目黒セントラルスクエア21階の021ルーム。広くてとてもきれいです。

セッション

セッション1:AWS Management Tools サービス アップデートのご紹介

元々は二番目の予定だったけど急遽トップバッターに抜擢されたという、AWSJ 大村さんによるセッションです。

AWS Management Toolsに分類されるのは以下のサービス群で、re:Invent 2018期間中だけでなく、直近3ヶ月のアップデート情報について分かりやすく紹介されていました。

  • Provisioning & entitlement
    • AWS CloudFormation
    • AWS Service Catalog
  • Configuration management
    • AWS OpsWorks
  • Monitoring
    • Amazon CloudWatch
    • AWS X-Ray
  • Operations and compliance management
    • AWS CloudTrail
    • AWS Config
    • AWS Systems Manager

また、個人的には各社のDevOpsの定義について興味を持っているのですが、以下のようなAWSとしてのDevOpsの定義を聞けたのも良かったです。

DevOps = 無駄やボトルネックを取り除くことで、ライフサイクルを効率化し、高速化すること

こちらの定義ついては、早速自分の発表スライドに追加させて頂きました。

大村さんのセッションの詳細は以下のスライドを御覧ください。

セッション2:AWS Application Development サービス アップデートのご紹介

続いてはAWSJ 福井さんによるセッション。

アジャイル仙人である福井さんは私にとって憧れの存在であり、今回のように同じイベントで登壇できたり、お仕事でご一緒させて頂けるのは本当に嬉しい限りです。

AWS Developer Toolsに分類されるのは以下のサービス群で、大村さんのセッションと同様、re:Invent 2018期間中だけでなく、直近のアップデート情報についてもデモを交えて紹介されていました。

  • AWS Cloud9
  • AWS CodePipeline
  • AWS CodeCommit
  • AWS CodeBuild
  • AWS CodeDeploy
  • AWS CodeStar
  • AWS X-Ray
  • Amazon CloudWatch

その中でも特に私が気になったのが、以下のアップデートです。

今年の9月頃、DevOps支援室でリトル・ママ様のCI/CDパイプラインの構築支援をさせて頂いた際は東京リージョンでサービス開始された直後のFargateを使った構成で構築してましたが、当時CodeDeployはECS/Fargateへのデプロイに対応していませんでした。

DevOps支援室で構築支援したリトル・ママ様の構成はこちら。

それが現在は以下のようにCodeDeployからECS/FargateへのBlue/Greenデプロイが可能になったとのことで、当時は最新の構成だと思っていたものがすぐに最新ではなくなるというこのスピード感がAWSの恐ろしい素晴らしいところだなと本当に思います。

福井さんのセッションの詳細は以下のスライドを御覧ください。

セッション3:DevOps: 変化の激しい環境でビジネス競争力を向上させる具体的な方法

いよいよ私のセッションです。

Developers.IO 2018で登壇した内容を多少アップデートした内容となります。Developers.IO 2018でもセッションを聞いて頂いていた一部の皆様、物足りない内容となってしまい、申し訳御座いません…。

私として特に伝えたかったことを以下に簡単にまとめます。

  • 私なりのDevOpsの定義
    • 組織のビジネス競争力を向上させるために行なう全ての活動の総称(単なる標語)
  • ビジネス競争力を向上させるための第1ステップはリードタイムの短縮
  • リードタイムを短縮するために、まずはリードタイムを可視化する必要がある
  • リードタイムの可視化のために、まずはバリューストリームマッピングをやろう
  • DevOps支援室では、バリューストリームマッピングのワークショップを無料でやってます!

宜しければ、以下のスライドも見てみてもらえるとありがたいです。

また、Developers.IO 2018に続いて、事例発表にお付き合い頂いたリトル・ママCTOの和田さん、本当にありがとうございました!

リトル・ママ様の導入事例については以下の記事もご参照ください。

メディアと開発体制の進化を後押しするAWS×DevOps支援

セッション4:事例紹介:テレビ・レコーダーのバックエンドにおける CI/CD への取り組み

最後のセッションは、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の佐藤さん。

セッションを聞いて、この方は本当にCodePipelineを始めとしたCode兄弟を使いこなしている方なんだなと強く感じました。使いこなした上での不満を色々と話そうと思ってたらアップデートを重ねて良くなってきて言うことがなくなって残念といった発言がとても印象に残ってます。

佐藤さんのセッションの詳細は以下のスライドを御覧ください。

懇親会

セッション終了後は会場を17FのAWS Loftに移して懇親会を開催しました。参加者の皆様の現場の課題について、直接お話しを聞くことができてとても参考になりました。

最後は「1、2、3、DevOps!」という謎の掛け声とともに終了。

おわりに

セッション、懇親会とも最高の祭りでした。ご参加頂いた皆様、主催のアマゾンウェブサービスジャパン株式会社様、本当にありがとうございます。

AWS DevOps祭り 2019に向けて、引き続き頑張っていきたいと思います。

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