【AWS】EventBridgeとSNSでEC2起動時の自動メール通知を実装する

こんにちは！前越です。

今回は、AWSのEventBridge と SNS を使用して、EC2インスタンスが起動したときに自動でメール通知を受け取る方法をご紹介します。

システム構成

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EventBridge → SNS → Email通知 という流れで、EC2の起動を検知して通知します。

実装手順

1. SNSトピックの作成

まずは通知の送信先となるSNSトピックを作成します。

1. AWSマネジメントコンソールで「SNS」を開く
2. 左メニューから「トピック」を選択
3. 「トピックの作成」をクリック
4. 以下の項目を入力：
   • タイプ：スタンダード
   • 名前：Ec2-startup-notification
5. 「トピックの作成」をクリック

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2. メール通知用のサブスクリプション作成

作成したSNSトピックにメール通知用のサブスクリプションを追加します。

1. 作成したトピックを選択
2. 「サブスクリプションの作成」をクリック

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3. 以下の項目を入力：
   • プロトコル：Eメール
   • エンドポイント：通知を受け取りたいメールアドレス
4. 「サブスクリプションの作成」をクリック

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上手くできてたら作成したトピックのステータスが 「確認済み」 になります

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3. EventBridgeルールの作成

EC2の起動イベントを検知するためのルールを作成します。

1. EventBridgeコンソールを開く
2. 「ルールを作成」をクリック

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4. 以下の項目を設定：
   • 名前：ec2-startup-notification
   • イベントパターン：

     {
       "source": ["aws.ec2"],
       "detail-type": ["EC2 Instance State-change Notification"],
       "detail": {
         "state": ["running"]
       }
     }
     

5. ターゲットの設定：
   • ターゲットの選択：SNSトピック
   • トピック：先ほど作成したSNSトピックを選択
6. 「ルールの作成」をクリック

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動作確認

test　という適当なEC2インスタンスを起動してみる

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・・・

数分後にEメール通知が届きましたー！

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構成する上でハマったとこ

実装中、特に注意が必要だった点をご紹介します。

SNSサブスクリプションの確認忘れに注意！

私も最初、この確認作業を見落としていました...！
その結果：

• サブスクリプションのステータスが「確認済み」にならず
• EC2を起動しても通知が一切来ない
  という状態になってしまいました。

正しい手順

1. サブスクリプション作成後、確認メールを待つ
2. メール内の Confirm subscription リンクをクリック
3. ステータスが「確認済み」になったことを確認

この手順を踏むことで、確実に通知を受け取ることができます！

まとめ

EventBridgeとSNSを組み合わせることで、簡単にEC2インスタンスの起動通知を実装できました。
この仕組みは他のAWSサービスのイベント監視にも応用可能で、AWSの基本的なイベント処理パターンの一つとして広く使われています。
このブログが参考になれば幸いです！

参考リンク

• Amazon EventBridge ユーザーガイド
• Amazon SNS 開発者ガイド
• 【CDK】EC2が停止したらEventBridgeを使用してSNSでEメール通知を受け取る方法

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