AWS GameDayに初参加してみた【AWS GameDay Microservices Madness@AWS Loft Tokyo】
AWS Loft好きなKyoです。
10/29に開催されたAWS GameDay Microservices Madnessに参加しましたのでレポートします。
※GameDayの特性上詳細は明かせないので、感想ベースでのレポートとなります。ご了承くださいませ。
概要
GameDayを三行で言うと
- AWS環境が与えられる
- そこに攻撃や障害など様々なイベントが発生
- 環境を維持することでポイントが貰えるので、チームでポイントを競う
もうちょっと詳しく
- 今回のテーマはマイクロサービス
- 初対面のメンバでランダムに3-4人のチームを組む
- 参加者のレベル感は様々で、つい最近AWSの勉強始めました〜AWS認定11冠所有者まで幅広く
- 初めて触るサービスもあったが、渡されるドキュメントと検索で割とどうにかなった
- AWS Pop-Up Loft Osakaが期間限定オープンしていたこともあり、2つの拠点を繋いで実施
ふりかえりと感じたこと
チームの共通認識の重要さ
配布されたドキュメントにはそこそこボリュームがあり、ゲーム開始時は「何をすれば良いのか」という点がフワフワしており、メンバ間で揃ってない状態でした。 やっていくうちに必要なことが見えてきて、最終的には役割分担をすることになったのですが、 はじめに時間をとって、やるべきことの洗い出しや使えるツール、個人の得意分野について共通の認識を持てれば全体のパフォーマンスアップに繋げられたのではないかと感じました。 (ちなみにスコアボードはリアルタイムで更新されていくので、手を動かしたくなるのを抑える強い気持ちも必要そうです。)
モニタリングの重要さ
普段何か起こったら、まずCloudWatchなのですが、今回はCloudWatchのみで追いきれない部分が多くあり、 「障害は発生しているが、どこでなにが起こっているのか分からない」という状況に陥りました。 これをチームメンバと話しながら切り分けていったのですが、「そういえばこの方法でも確認できるね」という方法で原因に気づくことがありました。 よく使うものだけでなく、モニタリング系のサービスとそれぞれの守備範囲を押さえておくことは非常に重要だと思いました。 とくに今回のテーマであるマイクロサービスはそれ用のモニタリングが必要であることも感じました。
自分のAWS基礎体力
Gamedayはゲーム部分だけで5時間の長丁場ですが、発生するイベントが多く本当にあっという間でした。 そのため、普段なら調べてやる作業を、すぐ思いつく多少荒い方法でやることが多かったです。 これを通じて、じっくり調べる時間がない中で自分に何ができて、何が苦手なのか、いわばAWS基礎体力的なもの感じることができました。 また、この中ですぐに使えることと知っていることのギャップについても実感することとなりました。
終わりに
非常にエキサイティングで良い経験になったのですが、考えるほどにもっとこうすれば良かった・・・!とリベンジしたい気持ちでいっぱいです。
今回の元ネタはre:Invent 2018 のGamedayとのことでしたので、12月に開催されるre:Invent 2019 以降に新しいテーマのGamedayが日本にやってくるかもしれません。 興味を持たれた方はAWS Loftのイベント情報をチェックしておくと良いと思われます。
以上、何かのお役に立てれば幸いです。