[アップデート] VS Code IDE で AWS Lambda のログを Live Tail できるようになりました
こんにちは!クラウド事業本部コンサルティング部のたかくに(@takakuni_)です。
VS Code IDE で AWS Lambda のログを Live Tail できるようになりました。
アップデート内容
re:Invent 2024 前に AWS Toolkit for Visual Studio Code にて、特定の CloudWatch Logs を Live Tail する機能はすでにリリースされていました。
今回は Lambda と統合し、さらにログの検索性が向上したというものです。
以前のアップデートでは以下のように、ロググループを選んで Live Tail を行うのですが、Lambda 関数にどのロググループが紐づいているのかを調べる必要があり、すこし手間でした。
- AWS Toolkit for Visual Studio Codeに CloudWatch Logs Live Tail が追加されましたより画像引用
今回のアップデートでは、この辺りの不便な点を解決するような仕組みが実装されました。
画面を見るとわかりやすいので、ささっと試してみます。
やってみた
今回は以下のコードを利用した Lambda 関数を用意します。
import json, time
def lambda_handler(event, context):
for i in range(10):
print("count:", i)
time.sleep(3)
# TODO implement
return {
'statusCode': 200,
'body': json.dumps('Hello from Lambda!')
}
sleep(3)
を挟み 10 回実行するため、実行時間が 30 秒弱発生します。
タイムアウトは余裕を持って 300 秒を設定しました。
AWS の認証が開いた状態で VS Code IDE を開き、Lambda 関数を右クリックすると Tail Logs
が増えています。地味かもしれませんが、これが今回のアップデートです。
クリックすると、どのイベントをフィルタリングするかどうかを求められます。今回は何もフィルタリングせずに進めたいため、 Enter をクリックします。
Live Tail の画面が出てきました。Lambda 関数に紐づいたロググループを意識せず、ログが確認できる体験が良いですね。
Remote Invoke を行うと、確かにロググループへ、ログの内容が出力されていますね。(コールドスタートの関係で少し遅くなりますが、気長にお待ちください。)
まとめ
以上、「VS Code IDE で AWS Lambda のログを Live Tail できるようになりました。」でした。
ロググループを意識せず Lambda のログを Live Tail できるのは非常に楽だなと思いました。
ガンガン使っていきたいですね。このブログがどなたかの参考になれば幸いです。