[レポート] AWS Application Migration Serviceを使用した移行を体験できるワークショップに参加しました #AWSreInvent #ENT325

[レポート] AWS Application Migration Serviceを使用した移行を体験できるワークショップに参加しました #AWSreInvent #ENT325

The migration journey with AWS Application Migration Service(ENT325)のセッションレポートとなります。
Clock Icon2023.11.30

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

ネクストモードの南です。

AWS Application Migration Serviceを使用したクラウド移行を体験できるワークショップThe migration journey with AWS Application Migration Service(ENT325)に参加してきました。
本エントリではそのセッションレポートをお届けします。

ワークショップの概要

A successful migration begins with planning. Activities include inventory discovery, identifying servers and applications to be migrated, and planning migration waves. Migration implementation includes setting up the right configuration for your inventory, including networking, instance types, testing, and verification. In this workshop, use AWS Application Migration Service throughout this journey. Start by using discovery data to create your inventory, then group your servers into applications and waves, and finish by testing and orchestrating the cutover. Also experience how you can increase the resiliency of migrated workloads by automating AWS Elastic Disaster Recovery deployment. You must bring your laptop to participate.

移行を成功させるには、計画を立てることから始まります。アクティビティには、インベントリの検出、移行するサーバーとアプリケーションの特定、移行ウェーブの計画などが含まれます。移行の実装には、ネットワーキング、インスタンス タイプ、テスト、検証など、インベントリに適切な構成のセットアップが含まれます。このワークショップでは、この作業全体を通して AWS Application Migration Service を使用します。まず検出データを使用してインベントリを作成し、次にサーバーをアプリケーションとウェーブにグループ化し、最後にカットオーバーのテストとオーケストレーションを行います。また、AWS Elastic Disaster Recoveryのデプロイを自動化することで、移行されたワークロードの復元力を高める方法も体験してください。参加するにはラップトップを持参する必要があります。

ワークショップの内容

本ワークショップではAWS Application Migration Serviceを使用して、オンプレ環境からAWSへの移行プロセスを体験することができます。
移行作業は以下のステップで進めていきます。

  • Replication Agentのインストール
  • inventoryのエクスポート・インポート
  • アプリケーションとウェーブの設定
  • 起動後アクションの設定
  • カスタムの起動後アクションの作成
  • テストインスタンスとカットオーバーインスタンスの起動

全体構成としては以下のようになります。
左が擬似的なオンプレ環境となっており、そこから合計5台のサーバーを右のAWS環境に移行していく、という流れになります。

AWS Application Migration Serviceを使用すると、移行対象のサーバーにエージェントをインストールするといったいくつかの事前設定を行えば、移行自体はほぼ自動で進めることができます。
本セッションを通して、手間暇をかけることなくクラウドへの移行が実現できる、ということが実感できると思います。

最終ステップのカットオーバー(移行後のサーバーの立ち上げ)については15〜20分ほど待ち時間がかかるため、ワークショップの時間内では完了することはできませんでした。
ワークショップ後もしばらくはワークショップの環境が使用できるので、カットオーバーまで確認したい場合には少し余裕を持ったスケジュールにすることをおすすめします。

余談ですがこんなAWS Application Migration Serviceのステッカーも付いてきました。

おわりに

The migration journey with AWS Application Migration Service(ENT325)のセッションレポートをお届けしました。
AWS Application Migration Serviceを使用した移行のプロセスを一通り体験することのできる、実践的な内容だったと感じます。

クラウド環境への移行を考える際、大きく構成を変更してクラウド環境にフィットしたアーキテクチャにすることができると理想的ではあります。 しかし、時間や費用的な制約を考えると、大きく構成を変えることができない、というケースは少なくないと思います。
AWS Application Migration Serviceはクラウド移行の負担を下げることのできるソリューションとなっており、クラウド活用の第一歩として認識いただけるといいかなと思います。

ネクストモードについて

ネクストモード株式会社は東日本電信電話株式会社とクラスメソッド株式会社で設立したクラウドカンパニーです。「クラウドであたらしい働き方を」というメッセージを掲げ、さまざまなクラウド技術や製品を組み合わせて企業の働き方の当たり前を変えていくことを目指しています。クラウドやSaaSのご利用に関してお困りごとがあれば、ネクストモードまでぜひお問い合わせください。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.