AWS re:Invent 2022 英語でのコミュニケーションについて考察してみた #reinvent

2022.12.01

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こんにちは、ドイツから参加中のyagiです。

私は今回、AWS re:Invent 初参加なのですが、現地での英語コミュニケーションについて、気がついたことがいくつかあったので、備忘録もかねて残しておきたいと思います。

なお私は英語はそんなに得意な方では無く、普段はドイツ語圏であるため、簡単な会話のドイツ語や英語で済ませてしまうことも多いです。

もし記載内容に間違いなどお気づきの点があれば、どんどん指摘をいただければ幸いです!

現地でよく聞かれる質問について

AWS re:Invent では、朝ごはんやランチ会場、または夜のパーティーなどで、本当に様々な海外の方に話しかけていただきます。

参加中の方々は本当に紳士で魅力的な方が多く、改めて、AWS re:Invent がいかに素晴らしいイベントであるかを実感しています。

Is anyone / someone sitting here? もしくは Does someone come here?

テーブルのある席や隣の座席などが空いている時のシチュエーションです。 AWS re:Invent に参加中の方々は、上記の通り紳士な方が多いので、Can I sit here?(ここ、座っていいですか?)やIs this seat available?(ここ空いてますか?)みたいな、直接的な言い方をされない方が多かったです。

これに対してぜひ座ってください!というニュアンスでうっかりYesと言ってしまいがち(私は一度間違えました)なのですが、正しくは、 No. please have a seat.(いいえ(誰も座ってない/こない)ですよ。どうぞ座ってください。)で良いと思います。

Where are you from? → Which city in Germany?

朝ごはんや昼ごはん会場、夜のパーティーなどで話しかけられる時の質問です。 ちなみに私は元々日本出身でドイツ在住のため、 I originally from Japan, but currently I live in Dusseldorf, Germany.Since 2 years ago.などといった答え方をしています。

日本が好きな外国人の方で話しかけてくださる方も多いです。結婚の際、日本にハネムーンに来て和装で写真を撮ったものを見せてくださったり、アニメのコスプレやゲーム好きな方もいました。

ちなみにちょっとここで注意が必要だと思ったのは都市の発音です。 例えば、ドイツのミュンヘンやスイスのチューリッヒは、ドイツ語の発音がカタカナ読みになっています。 英語での発音はmunich(ミュニーク)、zurich(ズーリック)などいくつか意外な発音の都市があったりします。 全て挙げきれませんがカタカナ読みが全て英語が語源なわけではないのだなと私自身もドイツに来て初めて気がつきましたので共有です。

What do you work for? / Who do you work for?

会社名を聞きたいときの質問です。どちらの会社にお勤めですか?と聞かれています。 ここで注意なのは、始まりがWhatだとわかりやすいのですが、Whoで聞かれると、会社名を聞かれているのだと気がつかないことがあると思います。

I work for Classmethod Europe, which is Classmethod japan's german branch.

などのように答えています。そうすると、ああ、日本のクラスメソッドのドイツ支社にいるのね、と理解してもらえます。

Can I take a photo of us?

この質問は卓球が終わった後、対戦相手の方と一緒に写真を撮りたかったので、相手の方に許可をいただくために聞きました。

photo / picture of us で、私達の写真、となります。複数人で行動しているとき、自分たちの写真を誰かにお願いして撮ってもらいたい時に便利なフレーズだと思います。

ちなみに、上記の場合は、卓球相手の方への許可をとりたかった(自分が卓球相手の方に対し写真を撮ることの許可)ので、主語がIになってますが、 お願いする相手がどなたか第三者(レストランの店員さんなど、写真に入らない方)の場合は、Can /Could you take a photo of us?で良いと思います。

How are you?

はじめにこれを書くべきだったかと思います。とりあえず、Good!で良いと思います! これを聞いてくるときは相手は雑談したい時だったりするので、その余裕があれば、(and) you? など続けると、会話が続いていくかと思います。

ちなみに昔教科書で習ったfine については、どちらかというと、「大丈夫です」に近いニュアンスなのかと思います。 少ない経験上の話ではありますが、風邪をひいた隣人に大丈夫ですか?(治りました?)と質問した際、隣人が「fine」 と答えたことがありました。

After you. / Please go ahead.

エレベーターや列に並んでいる時、お先にどうぞ、と伝えたい時に使います。

英語圏の方は相手に自分の行動を決められることを嫌う、と昔聞いたことがあるので、意識的に「After you.」を使うようにしていたのですが、今回の期間中に聞くことはなかったので、あまり関係ないのかなと思います。 認定者ラウンジで最終日にミニフィギュアをもらう列に並んでいる時、2、3人に私の前に進んで欲しかったので「Go ahead.」ととっさに言ってしまったのですが、Go aheadの時はPleaseをつけた方が丁寧で良かったかなと反省です。

感想

多分またいくつか書きたい内容が出てくると思うので、思いついたら追記していきたいと思います。 また、記載内容についての間違いやこれも!といった指摘やご意見はいつでも大歓迎です。

余談ですが今朝、ベネチアンの朝ごはん会場で一人で食べていたところ、隣の方がAWS のシアトル本社のソリューションアーキテクトの方で、色々と話しかけていただき、AWS資格の話になって、「AWS資格のコンテンツは非常に素晴らしくて、私はそのおかげで自分のクラウドに関するスキルを伸ばすことができたと思います。本当に感謝しています」と直接お伝えすることができ、とても嬉しかったです。

こんな経験ができるのもAWS re:Invent に現地で参加してこそだと思います! すでに後半戦となってはしまいましたが、この記事がどなたかのお役に立てれば、とても嬉しく思います!