【参加】reInvent2017 GameDay参戦記録 #reinvent #HAC004
re:invent 2017 Gamedayに参加
小室です。
とうとうGameday当日が来ました。朝7時にベネチアンの朝食会場へ集合し、朝食を食べつつ軽くミーティング。
どのようなチーム編成となるのか(運営がランダムで決めるのか、それとも三人同じチームでいけるのか)がわからなかったのですが、まあ同じチームでいけるだろう、と。09:00にre:play会場のすぐ近くにある、Hack Tentに到着。ここで夕方までハッカソンになります。
イベント当日の大まかな流れ
まずはReservedであることを確認し受付へ。受付では3名は同じチームであることを伝えると、同じチームとして割り当ててもらえました。各自のスキルレベルを自己申告します。「Deep Learning」「Big Data」「DevOps」のスキルレベルを5段階のスコアで伝えます。自分は、0, 1, 3と申告しました。
受付が完了すると、Unicorn.Rental社の一時的な社員証のバーコードシールが発行されます。こちらを自分のレジストレーションカードにペタリ。これで今日は一日Unicorn.Rental社の社員として働くことになります。
10:00から業務開始です。AWSの環境を与えられ、壊れてしまったシステムを復旧させ、さらに運用していく仕事が始まりました。終了の16:00まで様々な難問をチームで解決していきます。Enjoy Gameday!!
ハッカソンの内容について
秘密です。これは参加した人にしか分からないので是非参加してみてください!初参加でしたが率直に言ってとても楽しかったです。不安よりもワクワクが圧倒的に勝ちました。
結果
最終的な結果は36位でした。問題の解決に時間を取られすぎて運用面の監視が手薄になってしまったことと、ポイントの取りやすい問題等になかなか手がつけられていなかったのも悔やまれるところです。しかし、遅いながらも確実に問題を解決しながら前に進むことが出来ていたので、内容としては非常に充実していました。
良かったところ
- re:inventという現地でしか出来ない貴重な経験をすることが出来た
- 普段業務で関わらない同僚たちの知識の広さや深さを知り、互いを補い合うチームワークを感じることができた
- エクストリームなシチュエーションの中、自分が利用したことがないサービスやコードをその場で学び、実際の業務のような状況で実践することができた
- ここ最近なかったほどの頭を使い、とても良いトレーニングになった(終わった後1時間ほど倒れ込んで寝てた)
- とても幅広い知識が要求され、AWSインフラ側の設定の知識はもちろん、コードを記述する必要もありとても幅広い知識を短い時間で一気に実践して習得することができた
反省点
- 自分の英語の読解力不足による問題文の理解不足
- AWSの各サービスへの理解不足
- 他の国々のエンジニアと話す機会があまりなかった
感想
詳しくレポートしたいのにできないため、なかなかこの楽しさが伝わらないのが歯がゆいところです。
与えられる前提条件としては、かなりエクストリームな状況が設定されており、様々な難問が待ち構えています。インフラの知識だけでなく、アプリの知識、そして稼働している環境の運用監視などの知識すべてが必要とされます。
コードは書けない?サービスを使ったことがない?
そんなことは関係ありません。その場でドキュメントを読んで理解してその場で実践するんですよ!人間やらなきゃいけない状況になると問題を解決できる程度の知識は最短で習得できます。自分は今回のGamedayでは全く利用したことがなかったサービス、さらに普段あまり気にしていなかったガチガチに定義されたポリシーの中での作業をするなど、とても貴重な経験ができました。
また、一緒に参加した望月、高橋の両名とも実際には一緒に仕事をすることはほぼありません。しかし今回のハッカソンの中でお互いの持ちうる知識をすべて出し切り、様々な問題解決をしていく中で二人のスキルの高さを改めて認識することができてとても良かったです。
言葉の壁というのが一番心配でしたが、会場では日本のSolution Architectの方々が数名サポートとして参加されており、悩みまくっている時に幾度となく助けていただきました。英語で様々な状況が説明される中、なかなか理解できないことも数多かったため大変心強かったです。
自分は英語ができないから・・・と思っている方は仲間を数名集めてチームとして参加すれば問題ありません *1。Gamedayはエンジニアであれば是が非でも参加するべきだと思います。
それほどに刺激的で素晴らしいイベントでした。改めて参加の表明をいち早くし、イベントに参加するきっかけを作ってくれた望月先輩には感謝です。また直前に参加表明をしてくれた高橋さん、そして前半だけ一緒に作業したサンフランシスコのセキュリティエンジニアMさん、Solution Architectの酒徳さん、そして素晴らしいイベントを運営してくれた運営スタッフの方々、本当にありがとうございました。
自分もできることならば来年もまた参加したいと思います。
脚注
- 問題文は英文なのでReadingのスキルはそれなりに必要になりますが。 ↩