AWS SAP試験 合格後の反省と勉強したこと
AWS認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル(SAP-C01)試験に合格しました。これから試験勉強をはじめる、受験を考えている方の参考になればと思い、受験後の個人的な反省点と勉強の振り返りの記録を残します。受験日:2020/8/17
AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル
AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル試験は、AWS におけるシステムの管理および運用に関する 2 年以上の実務経験を持つソリューションアーキテクト担当者を対象としています。
AWS 認定ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル
反省点
勉強していて理解不十分だった分野。
- AWSアカウント管理・IAM周り
- ハイブリッドクラウドな構成
- コンテナを使ったインフラ技術全般
それでは勉強したことを振り返ります。
AWSアカウント管理・IAM周り
アカウント管理方法は理解不足だったのでしっかりと勉強しました。
IAM周りは下記の本から気になったところをつまみ食いしました。ときたまに開くので本全体では既に3~4週していると思います。
ハイブリッドクラウドな構成
ネットワーク自体には自信ありましたが、勉強しているとAWSにおいてのネットワークには特段詳しくないことがよくわかりました。とくにDirect Connectは一度だけ触ったことがあるものの全然覚えてなかったので、主にAWSならではと思われる用語を中心に勉強しました。
Public VIFと、Private VIF
構成に応じたVIFの使い方を把握。
こちらも参考に。VIFについても触れられています。
結局よくわからない
テキストだけ見ててもわかったような、わかってないような気持ちのあなたに無料のハンズオントレーニングがあります。私は受験後の参加になりました。
こちらも参考に。
コンテナを使ったインフラ技術全般
実務でコンテナを扱う機会がなかったため、半年前にAWS SAAか、DVAで勉強したうろ覚えの記憶しかありませんでした。むなしくも再学習。
ECSの用語整理
ECSで使われている基本的な用語を整理し、どういったことができるものなのか見直し。
- クラスター
- サービス
- タスク
直近でよいブログを見つけましたのでこちらを参考に。
ECSのセキュリティ、ネットワーク周り
とくにセキュリティを見直し。
おまけ
AWS SAP対策で序盤に勉強しておいてよかったものを紹介。
試験対策本
問題集のパートを1集しました。間違えた問題だけ何度か復習しました。時間配分を知るために模擬試験のパートを実際に3時間で解けるのかチャレンジしました。そして、間違った問題を何度か復習しました。
Amazon Rekognition Video
短い動画なのでさくっと見ておくと概要を把握しやすいかと思います(体験談)
Amazon Rekognition Video の紹介 | AWS (日本語字幕) - YouTube
AWS Glue
さくっとはいかないボリュームなのですが、冒頭だけでも見て概要を把握してから勉強はじめると学習効率に違いがでるかと思います(体験談)
他にもBlackBeltの資料は見てはいたのですが学習ノートにこれは良かったとメモが残っていたのでご紹介しました。
[AWS Black Belt Online Seminar] AWS Glue - YouTube
試験中のお話
問題文が長くて読むのがつらくなります。国語が苦手ならきっとあなたも。疲れて50問目以降は雰囲気で解いている状態ながら2時間半で一通り解き終わりました。1問2分ペースくらいでしょうか。前半の問題を見直している間に3時間経過して後半は見直せないで終わりました。それでも受かったのでなんとかなるものです。希望は捨てないでください。
おわりに
個人的な反省点をまとめした。できるだけ手を動かして学びたい派なのですが、試験範囲が広くて全部手を動かしていたらいつになっても範囲が終わらないと悟り、気になったところだけしか手を動かせませんでした。 苦手な分野を中心に広く浅く勉強することになり、いまいち自信を持てないまま試験日を迎えました。AWS SAP受験を考えている方でここは自分も怪しいというポイントがありましたら、リンクの記事を参考に勉強してみてはいかがでしょうか。
以上、コンサル部の大村@網走でした。