[アップデート]AWS Step FunctionsのAWS SDK Integrationで、3つのAWSサービスと195のAPIアクションが追加でサポートされました
こんにちは、CX事業本部 IoT事業部の若槻です。
このたびのアップデートにより、AWS Step FunctionsのAWS SDK Integrationで、3つのAWSサービスと195のAPIアクションが追加でサポートされました。
アップデート内容を確認してみると、前回ほどでは無いですが、なかなかの大型アップデートとなっていました。ここでは、そのアップデート内容についてドキュメントをもとに紹介していきます。
新規追加されたサービス
新規追加されたサービスは以下の3つです。
- AWS Billing Conductor:AWSの請求や利用レポートをカスタムした形式で可視化できる。
- Amazon GameSparks:ゲームプラットフォームのバックエンドをマネージドに構築できる。
- Amazon Pinpoint SMS and Voice V2 Service:Amazon Pinpointによる顧客へのSMSやボイスメッセージの送信を管理できる。
新規追加されたサービス一覧についてはドキュメントのSupported AWS SDK service integrationsでも確認可能です。
上記のサービス一覧から今回新規追加された3サービスを探してみると、サポート開始が執筆日前日のJuly 27, 2022
となっていることが確認できます。
- AWS Billing Conductor
-
Amazon GameSparks
-
Amazon Pinpoint SMS and Voice V2 Service
またManagement ConsoleのStep Functions Workflow StudioでActionを検索してみると、それぞれのサービスが使用可能になっていることも確認できます。
APIアクションが追加されたサービス
APIアクションが追加された既存サービスは次の24つです。たくさんありますね!
- AWS App Runner
- AWS Config
- AWS Cost Explorer Service
- AWS Data Exchange
- AWS DataSync
- AWS Glue
- AWS IoT
- AWS IoT SiteWise
- AWS Key Management Service
- AWS Lambda
- AWS Elemental MediaTailor
- AWS Organizations
- Amazon Comprehend
- Amazon Connect
- Amazon DevOps Guru
- Amazon Elastic Compute Cloud
- Amazon EventBridge
- Amazon Lookout for Metrics
- Amazon Managed Grafana
- Amazon Personalize
- Amazon QuickSight
- Amazon Route 53 Recovery Control Config
- Amazon S3 on Outposts
- Amazon WorkSpaces
どの既存サービスにAPIアクションが新規追加されたかはSummary of AWS SDK integration updatesを見ると確認できます。
上記のうち、サービスの更新日がJuly 26, 2022
となっているサービスが、今回のアップデートでAPIアクションが追加されたサービスです。
気になったこと:新サービスのAPI数の計算が合わない?
Change log for supported AWS SDK integrationsには、新サービスで106、既存サービスで89のAPI Actionが追加されたとあります。
July 26, 2022 – Step Functions has added support for three new AWS SDK integrations. With this integration, you can use 106 API actions available in these newly supported AWS services.
July 26, 2022 – Step Functions has added support for 89 API actions available in services already supported through the existing AWS SDK integrations.
しかしStep Functions Workflow Studioで新規3サービスのAPI Actionの数を確認すると、それぞれ51,30,33(先述のコンソールの画面キャプチャ参考)で合計114です。106と計算が合わないのが少し気になりました。(増えている分には喜ばしいですが。)
おわりに
AWS Step FunctionsのAWS SDK Integrationで、3つのAWSサービスと195のAPIアクションが追加でサポートされたのでそのご紹介でした。
AWS Step Functionsはお気に入りのサービスなので、アップデートがあると個人的にとても嬉しいです。これからもどんどんアップデートを重ねていって便利に利用できるようになって欲しいですね!
以上