【ブースレポート】 AWS サーバーレスな回転寿司がオープンしていました #AWSSummit

【ブースレポート】 AWS サーバーレスな回転寿司がオープンしていました #AWSSummit

Clock Icon2025.06.30

こんにちは、製造ビジネステクノロジー部の若槻です。

2025/6/25-26に開催された AWS Summit Japan 2025 で、Cloud Sushi のデモ展示ブースを見てきました。

https://pages.awscloud.com/summit-japan-2025-aws-expo-booth.html#aws-builders-fair

Cloud Sushi - もしも AWS が寿司屋を開店したら

AWS をフル活用した、Cloud Native?なアーキテクチャ
AWS Summit Japan 2025 に回転寿司がオープン!本ブースでは Solutions Architect が開発した、アマゾン ウェブ サービス (AWS) のテクノロジー満載の注文・配送システムをご体験いただけます!AWS の IoT サービスによって制御されるエッジデバイスとフルサーバーレスのバックエンドがスマートに連携!お客様のお寿司を迅速にお届けします。各種メトリクスもダッシュボードでご覧いただけます。まずはブースのタブレットからお気軽にご注文を!

展示内容

写真が充実していなくて申し訳ないのですが、展示内容を以下に紹介します。

お客さんは手前のタブレットからお寿司を注文します。ネタはマグロまたはサーモンの2種類から選べます。

するとレーン右手で選んだネタのお寿司のカプセルが転がりお皿にの乗ります。この時、お寿司がお皿に乗ったことをカメラ画像から Amazon Bedrock で検知しているとのこと。今まではこの手の判定はコンピュータービジョンの独壇場でしたが、今や汎用生成 AI で対応できるようになりました。

注文したタブレットの前までお皿がレーンを走ってきたので、お寿司をゲットできた様子です。前方の画面にはお寿司の注文から配達までのバックエンド処理を行うステートマシンの状態が表示されています。Step Functions から DynamoDB や SQS の API を直接呼び出している様子が見て取れ、フルマネージドサービスをフル活用しているアーキテクチャになっていることがわかります。ステートがリアルタイムに遷移していく様子を見れるのも面白かったです。

参考までに、ブースで見せれもらえたアーキテクチャの紹介です。レーンを走る皿は Raspberry Pi で実装し、AWS との接続には IoT Core/Greengrass を使用しているとのこと。Greengrass はエッジデバイスのローカルでの処理を可能にするサービスで、今回のような IoT デバイスの制御に適しています。

おわりに

AWS Summit で見つけた Cloud Sushi のデモ展示について紹介しました。前回のブログ に引き続き、物理的に動くデモということでとても目を惹き、また楽しむことができる展示でした。

以上

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