[アップデート]AWS Well-Architected Toolに持続可能性の柱が追加されました

2022.04.06

こんにちは。
コンサルティング部 繁松です。

re:Invent 2021でAWS Well-Architectedフレームワーク 6本目の柱として登場した持続可能性の柱がAWS Well-Architected Toolで利用可能になりました。

AWS Well-Architected Tool [持続可能性の柱]のレビューを行うことで、エネルギー消費量や環境への影響を測定することができ、リソース使用率の効率性を向上させるための改善プランや、アクションが提示されます。

Well-Architected toolとは

Well-Architected toolは利用中のAWS環境がAWS Well-Architected Framework に則った環境になっているかを評価し、改善案を得ることが出来るサービスです。
無料で利用することができます。

追加された内容

持続可能性の項目が追加されています。

以下の6つの質問が持続可能性の項目に追加されています。

SUS 1. リージョンをどのように選択して、持続可能性目標を目指しますか?

    ビジネス要件と持続可能性目標の両方に基づいて、ワークロードを実装するリージョンを選択します。

SUS 2. ユーザーの行動パターンをどのように利用して、持続可能性目標を目指しますか?

    ユーザーがワークロードやその他のリソースを使用する方法によって、持続可能性の目標を達成するための改善点を特定できます。継続的にユーザーの負荷に合うようにインフラストラクチャをスケールし、ユーザーをサポートするために必要な最小リソースのみがデプロイされているようにします。サービスレベルをお客様のニーズと整合させます。ユーザーがリソースを消費するために必要なネットワークを制限できるようにリソースを配置します。未使用の既存アセットを削除します。作成されたが未使用のアセットを特定し、作成を止めます。チームメンバーには、必要な機能をサポートし持続可能性への影響を最小限にするデバイスを提供します。

SUS 3. ソフトウェアとアーキテクチャのパターンをどのように利用して、持続可能性目標を目指しますか?

    負荷平滑化を実行しデプロイされたリソースが一貫して高使用率で維持されるパターンを実装し、リソースの消費を最小化します。時間の経過とともにユーザーの行動が変化したため、コンポーネントが使用されずアイドル状態になることがあります。パターンとアーキテクチャを改定して、使用率の低いコンポーネントを統合し、全体の使用率を上げます。不要になったコンポーネントは使用停止にします。ワークロードコンポーネントのパフォーマンスを理解し、リソースの消費が最も大きいコンポーネントを最適化します。顧客がお客さまのサービスにアクセスするために使用するデバイスを把握し、デバイスをアップグレードする必要性を最小化するパターンを実装します。

SUS 4. データのアクセスパターンおよび使用パターンをどのように利用して、持続可能性目標を目指しますか?

    データ管理プラクティスを実装して、ワークロードのサポートに必要なプロビジョンされたストレージと、それを使用するために必要なリソースを削減します。データを理解し、データのビジネス価値とデータの使用方法を最もよくサポートするストレージテクノロジーと設定を使用します。必要性が小さくなった場合はより効率的で性能を落としたストレージにデータをライフサイクルし、データが不要になった場合は削除します。

SUS 5. ハードウェアの管理および使用のプラクティスは、持続可能性目標を目指すうえでどのように役立ちますか?

    ハードウェア管理のプラクティスを変更することで、ワークロードの持続可能性に対する影響を軽減する機会を探します。プロビジョンおよびデプロイする必要があるハードウェア数を最小化し、個別のワークロードにおいて最も効率のいいハードウェアを選択します。

SUS 6. 開発およびデプロイのプロセスは、持続可能性目標を目指すうえでどのように役立ちますか?

    開発、テスト、デプロイのプラクティスを変更することで、持続可能性に対する影響を減らす機会を探します。

さいごに

AWS Well-Architected Toolを使用することで、簡単にWell-Architectedに則った環境かを確認し、改善策やアドバイスを得ることができます。
定期的に活用していきましょう!

以上、コンサルティング部 繁松でした。

参考