【レポート】OpenTelemetry によるエンドツーエンドのオブザーバビリティの実現(パートナーセッション) #PAR-04 #AWSSummit

AWS Summit Online Japan 2021 にて行われた、Splunk Services Japan 合同会社によるパートナーセッション「OpenTelemetry によるエンドツーエンドのオブザーバビリティの実現」のレポートです。Observabilityを実現するオープンプロジェクトであるOpenTelemetryが紹介されており、Splunkを組み合わせることで簡単に監視ダッシュボードを表示するようすが実演されています。
2021.05.17

コンサル部のとばち(@toda_kk)です。

本記事は、AWS Summit Online Japan 2021 にて行われた動画セッション「OpenTelemetry によるエンドツーエンドのオブザーバビリティの実現」のレポートです。

このセッションでは、OpenTelemetryについての説明と、実際に使い始めてみるためのデモやサンプルコードの紹介がありました。

特にデモに関しては、本記事では詳細な内容まで記載しませんので、ぜひセッションの動画をご覧ください。

セッション概要

環境が複雑化しパフォーマンス問題を理解してデバッグすることが難しくなると分析用データ収集が更に困難になります。多くの場合データはサイロ化されており実用的な情報が得られません。ログ、メトリクス、トレースデータが異なる場所に存在しバラバラに見えるデータをどのようにして一元化するか?それが OpenTelemetry、サービスやソフトウェアからテレメトリ・データを作成収集しデータを様々な分析ツールに転送してパフォーマンスのトラブルシューティングを迅速化するためのエンドツーエンドのオブザーバビリティを提供します。

PAR-04 Splunk Services Japan 合同会社

スピーカー

Splunk Inc. APAC Senior Sales Engineer 別役良治 氏

セッション動画

OpenTelemetry によるエンドツーエンドのオブザーバビリティの実現(パートナーセッション) - Summits JP Production

セッションレポート

大規模サービスの管理はかつてないほど困難に

  • さまざまなAWSサービスやリソースを利用してシステムを構築している
    • EC2、S3、Aurora、EKS......
    • 分散されたインフラリソースの作成、マイクロサービスアーキテクチャなど
  • Observabilityの重要性が高まっている
    • それぞれのサービスの依存関係を整理し、ユーザビリティをEnd to Endで把握することが重要になっている
    • AWSだけでなくオンプレミスとのハイブリットや、SaaSの利用、マルチクラウド構成といった複雑なインフラを把握する難しさ
  • 複雑なシステムのObservabilityを、単一かつオープンスタンダードな方法で実現するのがOpenTelemetry
    • メトリクス: 障害発生の通知や問題の検出に利用される
    • トレース: トランザクションとリソースの関連付けを行い、分散システムでの問題の発生原因の特定に役立つ
    • ログ: 問題の根本原因の特定に役立つ

OpenTelemetryによる監視データの一元化

  • OpenTelemetryとは?
    • 2つのOSSプロジェクトである OpenTracing と OpenCensus を統合したプロジェクト
    • 分散トレーシング と インフラメトリクス収集 を統合
    • 特定のベンダーに依存しないアーキテクチャを実現する
  • さまざまなプログラミング言語に合わせて作成されたSDKが提供されている
    • 言語に合わせたカスタムスパンやメトリクスを取得できる
    • Exporterが標準搭載されており、例えばJeagerやZipkinといったさまざまなバックエンドにTelemetryデータを送ることができる
  • OpenTelemetry Collector
    • インフラのメトリクスを取得する
    • データ送信のエンドポイントを増やしたり、秘匿情報をマスキングしたりできる
  • アプリケーションコードの変更をすることなく、自動的に最適化された設定が可能

デモ・サンプル

自動Instrumentationのデモ動画とサンプルコード

ぜひ、実際に手を動かしてみてください

デモでは、OpentelemetryとSplunkを利用して簡単にObservabilityが実現できるようすが紹介されていました。

また、サンプルコードやチュートリアルが用意されています。ぜひ実際に手を動かしながら、OpenTelemetryを利用した監視環境の構築を体験してみていただきたいです。

以上、コンサル部のとばち(@toda_kk)でした。