Azure で予算の作成と課金アラートの設定をやってみた

Azureでも予算管理とアラート設定はしっかり設定しましょう
2020.07.20

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こんにちは、大前です。

 

以前 Azure を使ったブログを書いたため Azure のアカウントを持っているのですが、いつの間にか知らない課金が発生していたら怖いなと思い、今回は予算の作成とアラート設定を行ってみました。

AWS でいう所の AWS Budgets 的な設定ですね。

 

やってみた

では早速やっていきます。実施にあたっては、以下のチュートリアルを参考にしました。

チュートリアル:Azure の予算を作成して管理する

 

ホーム画面より、「コストの管理と請求」を開きます。

 

左メニューより、「コスト管理」をクリックします。

 

左メニューより、「予算」を選択し、画面上部の「+追加」をクリックします。

 

予算の作成画面が表示されるので、各項目を入力していきます。

  • スコープ
    • 予算を割り当てる範囲を指定できます
    • 例えば、特定のリソースグループで発生するコストのみに紐付ける、などが可能です
  • 名前
    • 任意の文字列です
  • リセット期間
    • 予算を作成したい単位を選択します
  • 作成日 / 有効期限
    • 予算の有効期間を指定します
  • 予算額
    • 予算となる金額を入力します(公式チュートリアルだとドル表記になっていますが、日本語圏設定にしていると JPY 入力にしてくれているみたいです)

 

画面下部の「次へ」をクリックすると、「通知の設定」画面に遷移します。

ここで、通知に関する設定等を行います。

  • 予算の割合
    • 前画面で入力した予算に対して、どの割合を超えたらアラートを発するか設定します
    • また、アラート発生時に何かしらのアクション(ex. 仮想サーバを停止する)を実行する "アクショングループ" も設定可能です
  • アラートの受信者
    • アラートの検知先メールアドレスを設定します。

 

各設定が完了したら「作成」をクリックして完了です。

これで、設定したしきい値を超えるコストが発生した場合に通知が飛んでくる様になります。

 

通知内容

※7/21追記

実際に通知メールが来たので、スクリーンショットを添付しておきます。

タイトル含め日本語でメールが飛んでくるのでわかりやすいです。

おわりに

Azure での予算作成とアラート設定を行ってみました。サクッと設定できるので、Azure を使用する場合にはまず設定しておくようにしましょう。

 

以上、AWS 事業本部の大前でした。

参考