マルチアカウント版のBLEAでデプロイされるリソースをStandalone版と比較してみた
こんにちは、こーへいです。
今回はControl Tower版のBLEAでデプロイされるリソースをStandalone版として比較してみたのでご活用ください。
BLEAの概要的な説明は以下記事をご参照ください。
Standalone版でデプロイされるリソースをパラメータシートを起こした記事はこちらです。
図での比較
パッとみたところ、マルチアカウント版ではGuardDutyやSecurity HubはOrganizations側で、ConfigはControl Tower側での管理しているように見えます。
マルチアカウント版
Standalone版
コードでの比較
では実際にコードベースでの差分を確認していきましょう。
Detection
Standalone版との比較
GuardDuty
マルチアカウント版ではBLEAで管理されていません。
1-3. GuardDuty のセットアップに記載の通り、Organizations連携を利用し有効化してください。
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Security Hub
マルチアカウント版ではBLEAで管理されていません。
1-2. SecurityHub のセットアップに記載の通り、Organizations連携を利用し有効化してください。
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Detection(Config Conformance Pack)
Standalone版のコードです。
Standalone版との比較
マルチアカウント版ではBLEAで管理されていません。
こちらはControl Tower側で管理されているため特に何もしなくて良いです。
IAM
Standalone版との比較
Standalone版との変更箇所はありません。
Logging
Standalone版との比較
マルチアカウント版ではConfigと関連するリソースがBLEAで管理されていません。
- AWS Config
- IAMロール
- S3バケット
こちらはControl Tower側で管理されているため特に何もしなくて良いです。
notification
Standalone版との比較
Standalone版との変更箇所はありません。
まとめ
マルチアカウント版とStandalone版では大きさな差分はないものの、一部サービスをControl TowerやOrganizaitons側で管理している事がわかりました。