2026年度の新卒研修で「ブログ研修」を担当しました。
リテールアプリ共創部のるおんです。
2026年度の新卒研修にてブログ研修を担当しました。
今回は、新卒の皆さんに向けてクラスメソッドにおけるブログの文化や重要性、AI時代のアウトプット戦略についてお話ししました。本記事では、研修で伝えた内容と、自分がブログを書き続けてきた中で感じていることを共有したいと思います。
研修資料
研修の概要
研修では主に以下の5つのテーマでお話ししました。
- クラスメソッドの文化と「学習エンジン」
- なぜブログを書くのか?
- ブログの書き方
- AI時代のブログ執筆
- さっそく書いてみよう(ジョインブログ)
ブログを書くことの「テクニック」ではなく、なぜブログを書くのか というマインドセットの部分に重点を置いた研修にしました。
伝えたかったこと
ブログは最強の学習法である
ラーニングピラミッドという考え方があります。学習の定着率は、講義を聞くだけでは5%、読書で10%なのに対し、「人に教える」行為は90% と言われています。
ブログを書くという行為は、まさにこの「人に教える」に該当します。学んだことをブログに書くためには、自分の理解を整理・言語化する必要があり、曖昧な理解のまま書こうとすると手が止まります。つまり、ブログを書くことで理解の穴に気づける のです。
さらに、クラスメソッドの「やってみた」ブログは「自ら体験する(定着率75%)」と「人に教える(定着率90%)」の合わせ技です。これがクラスメソッドのブログ文化の本質だと思っています。
2〜3年後に差がつくのはアウトプット
新卒はみんな「ヨーイドン」でスタートします。でも2年後・3年後には評価やキャリアに少しずつ差がついてきます。これは競争を煽りたいわけではなく、どの会社でも起きる現実です。
ここで重要なのは、新卒は「何ができるか」が周りからわからない ということです。中途の方なら履歴書や面接でスキルや経験が伝わっていますが、新卒は上司やチームメンバーから見て「この子は何が得意?何がしたい?」がわからない。だからこそ、自分から「何ができるか」を示す ことが重要で、その手段としてブログが間接的に大きな差を生みます。
実体験:ブログが回すキャリアの好循環
これは自分の実体験として強く伝えたかった部分です。
1年目から業務と並行してLINE関連の技術情報をブログで発信し続けた結果、社内外から「LINEがわかる人」として認知されるようになりました。そこからLINE関連の案件にアサインされ、LINE APIエキスパートにも認定していただきました。案件で学んだ技術をさらにアウトプットすることで好循環が回り続けています。
最近だと、ブログやSlackで発信していることがきっかけでAIの登壇依頼をいただくこともあります。部門を超えて自分の実績やできることが伝わり、仕事につながっている実感があります。
ブログは直接「給与が上がる」「評価が上がる」というものではありません。でも、間接的にいろいろ回ってきます 。新卒の方にはここを意識してほしいと伝えました。
ブログはブランディング活動になる
個人レベルでは、発信を続けることで「AWSのことならクラスメソッドの○○さん」と 第一想起 されるポジションが取れます。会社レベルでは、「ブログ見ました。クラスメソッドの○○さんにお願いしたい」というインバウンドの営業につながります。
個人の発信の積み重ねが会社全体の信頼・ブランドを築いている。これはエンジニアだけでなく、営業メンバーもAIを活用してブログを書いている時代だからこそ、より重要になっていると感じます。
AI時代だからこそブログの価値が上がる
AIが普及した今、単なる知識の羅列はAIに代替されうります。では何が価値を持つのかというと、実際にやってみた一次情報、ハマりポイントや試行錯誤のプロセス、自分なりの解釈・意見・考察 です。
研修では「裏テーマ」として、ブログの良さ・マインドを持ってもらうことに加えて、AIを使ってタスクを処理してみる という体験もしてほしいと伝えました。上司もAIを使う前提でタスクの締め切りを設定している時代なので、ブログ執筆を通じてAIとの協働を実践する第一歩にしてほしいという思いがあります。
将来的には、マークダウンで書く → VS Codeで管理する → Claude CodeなどのAIエージェントと協働する、というステップアップも目指してほしいと伝えました。
研修後の感想
今回ブログ研修を担当するにあたって、改めて自分自身のアウトプット活動を振り返る良い機会になりました。
新卒の頃は「こんなこと書いていいのかな」と不安に思いながらブログを書いていましたが、今振り返ると、あの頃のアウトプットが確実に今のキャリアにつながっています。クラスメソッドにはみんなでブログを書く文化とプラットフォームがあり、新卒がどんどんアウトプットでアピールしてもまったく違和感がない環境が整っています。
この環境は当たり前じゃない。使わないともったいない。
これが研修を通じて一番伝えたかったメッセージです。
おわりに
2026年度の新卒研修でブログ研修を担当する機会をいただきありがとうございました。
研修の最後には、クラスメソッドの伝統である「ジョインブログ」の執筆に取り組んでもらいました。新卒の皆さんがこれからどんなアウトプットをしてくれるのか、とても楽しみです。
ブログは書けば書くほど、自分の資産になり、信頼の蓄積になり、キャリアの武器になります。今日の研修がきっかけで、一人でも多くの方がアウトプットの一歩を踏み出してくれたら嬉しいです。
以上、どなたかの参考になれば幸いです。








