[書評] 「VS Code Meetup Book」を読んでみました
AWS 事業本部の とーち です。
VS Code Meetup Book という本を読んでみたので、感想と概要などをお伝えしたいと思います。
書籍について
- 書籍名:VS Code Meetup Book
- 以下リンクから購入できます。
どんな人におすすめ?
Visual Studio Code(以下 VS Code)を触ったことがない、初めて触るので使い方をざっくり知りたい という方におすすめです。私自身、VS Code をほとんど触ったことがなかったのですが、本書を読むことで基本操作について理解できました。
目次と章ごとの概要について
1. Hello VS Code ハンズオン
VS Code の画面構成の説明から始まり、デフォルトで備わっているファイル検索やターミナルなどの機能説明や拡張機能のインストール方法、VS Code での Git の使い方まで丁寧に解説されていました。各項目では課題が設定されていて、課題を通してアウトプットすることでより内容が理解できました。
2. 初めてのタスク機能
VS Code の機能であるタスク機能についての説明です。タスク機能とはプログラムのビルドやデプロイ等の定型作業を行うための一連のコマンドを JSON 形式でタスクとして定義することで、VS Code から簡単に実行したり、フォルダを開くなどのアクションをトリガーに自動実行することができるものになります。
具体的な使用例がいくつか載っているので応用すればすぐに実用的なタスクを作れそうだと感じました。
3. Pylance で Python の型を極める
Pylance とは Python で型の検査をしてくれる VS Code の拡張機能になります。本章では Python の型指定自体の説明や Pylance の検査モードなどについて丁寧に書かれていました。
現状 Python をガリガリ書くわけではないのですぐに使うことはないと思いますが、Python を書く機会があれば Pylance を使ってみようと思いました。
全体を通しての感想
100ページほどなので読みやすく、VS Code の使い方を基本的なところから学べるので、とても勉強になりました。本書は「VS Code Meetup」コミュニティの方々で作成されたものとのことですので、このコミュニティの勉強会にも参加してみようと思いました。