BrazeのCurrentsを使ってMixpanelにエクスポートする

BrazeのCurrentsを使ってMixpanelに書き出す!!!!
2022.12.09

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Brazeブロガーの國崎です。
今回はBrazeのCurrentsを使ってBraze上のイベントデータをMixpanelにエクスポートするをやってみます。

これを行うとどういうことができるかと言いますと、Brazeのイベントに反応したユーザーがサイト(アプリ)上でどのような動きをしているか、Mixpanelで可視化することができるようになります。
本記事ではMixpanelにエクスポートするまでの手順を案内しますので、BrazeとMixpanelを使ってサイト分析をしている方、これから検討しようとしている方はぜひ参考にしてください。

前提条件

  1. BrazeのCurrentsを契約している
  2. 計測するサイトにBrazeとMixpanelを入れている

BrazeのCurrentsは別オプションとなるため、利用を検討している方は契約内容の確認をしておきましょう。
また計測サイトにMixpanelを入れてなくてもCurrentsによるエクスポートはできるのですが、それだとただエクスポートするだけであまり意味がないため計測サイトにはBraze、Mixpanelの両方を入れておくのが推奨です。

BrazeのCurrents設定

Brazeの操作画面

BrazeのCurrentsは左メニューのCurrentsから遷移することができます。
契約内容にCurrentsを含んでいるのに、左メニューにCurrentsが表示されない方はBraze担当者に確認してみましょう。
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Currentsメニューに入ったら右上の新しいCurrentsを作成からのMixpanelへのエクスポートをクリック。
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各空欄を入力します。
APIシークレットとMixpanelエスクポートトークンはMixpanelの操作画面にある値を入力します。
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Mixpanelの操作画面

Mixpanelの設定画面からProject Settingsへ遷移し、以下表示されている各値をBrazeへコピペします。
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再度Brazeの操作画面

APIシークレットとMixpanelエスクポートトークンを入力したらCurrentsでMixpanelへエクスポートするイベントにチェックを入れます。
mixpanel-currents6

こちらでCurrentsの設定は完了です。

実際にBrazeでキャンペーンを配信する

実際にBrazeでキャンペーンを設定して受信してみます。
mixpanel-currents7

受信したらMixpanelへイベントデータが送信されているはずです。
送信がされるとCurrentsでイベントカウントが計測されます。
mixpanel-currents11

ちなみにMixpanelへ送信されるイベントデータはユーザーが一意に特定できている必要があります。
匿名状態でメッセージを受信しても、そのイベントデータは送信されないので注意しましょう。

Mixpanelでデータを確認する

MixpanelのEventsメニューからデータが送信されているか確認します。
無事送信されているとCampaign Conversionというのが計測されています。
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さらにクリックするとイベントデータの詳細が確認できます。
mixpanel-currents9

この詳細画面で今回Brazeから送信されたイベントデータが識別できます。
今回だと例えばCampaign_nameにカレンツのテストと記載してますが、これでフィルターをかけるとMixpanelでこのイベントに反応したユーザーの行動データが分析できるようになります。

以下のようにReportsでフィルターをかけてみることができますね。
mixpanel-currents10

Currentsのデータは一度設定した後は自動的にデータが送信されるようになります。
Braze➡︎Mixpanelのイベント単位でユーザーの動向を分析したい時などに活用することができます。

まとめ

以上、
BrazeのCurrentsを使ってBraze上のイベントデータをMixpanelにエクスポートするの手順案内でした。

今回はBraze➡︎Mixpanelの案内でしたが、Mixpanelで分析したユーザーをBrazeのセグメントとして利用するMixpanel➡︎Brazeの機能もあります。
こちらについて興味のある方は以下記事をご覧ください。

ちなみに動画でも今回の連携を紹介してます。

参考

Mixpanel for Currents