Cloud OneにてAWS Marketplace経由でのライセンスご利用時にSPPOとCPPOのプログラムを切り替える方法について

2023.01.20

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こんにちは、コンサル部@大阪オフィスのTodaです。

弊社ではAWS Marketplaceによるライセンス導入でSaaSベンダーに代わり製品の販売と導入支援を提供する事ができる SPPOとCPPOのプログラムに参加しています。
当ブログでは現在ご利用中のプログラムを「SPPO から CPPO」、「CPPO から SPPO」双方に切り替える方法について案内いたします。

SPPOとCPPOについて?

AWS Marketplace経由でご提供するソフトウェアライセンスをSaaSベンダーに代わりクラスメソッドが提供をおこなうプログラムになります。
プログラムは2点ありそれぞれ下記のメリットがございます。

・SPPO (Solution Provider Private Offers)
クラスメソッドメンバーズご加入のお客様限定のプランとなります。
AWS Marketplace提示価格から約5%割引された料金でご利用可能となります。
弊社取扱サービスについては、すぐにお申込み、ご利用が可能となります。

・CPPO (Consulting Partner Private Offers)
クラスメソッドメンバーズご加入のお客様だけでなく未加入のAWSをご利用いただいているお客様もご利用可能なプランとなります。
決済用のAWSアカウントIDをご提示頂くことで、そのAWSアカウントIDからしか見えない独自プラン・価格をご提供します。

プログラムを途中切り換えするケースというのはほとんどございませんが、 弊社担当者から切り換えの案内があった場合等に操作をいただきます。

切り換え方法について

当操作は、AWS MarketplaceにてSPPOまたはCPPOをご利用のお客様向けの内容になります。
新規でAWS Marketplace経由でライセンスをご契約頂く場合は、下記記事をご参考ください。

では、SPPOとCPPOを切り換えする方法をご案内いたします。

AWSマネージメントコンソールへのログイン

CloudOneのライセンス契約を頂いているAWSアカウントにログインをおこないます。

AWS Marketplaceに移動

コンソール上部の検索から[AWS Marketplace Subscriptions]を検索して選択します。

AWS Marketplaceに移動

CloudOneのサブスクリプション選択

一覧表示にて現在契約されているサブスクリプションの内容が表示されます。
一覧から「Trend Micro Cloud One」を探し枠内の[管理]をクリックします。

CloudOneのサブスクリプション選択

製品のセットアップ

契約の詳細内容が表示されますので画面内の[アクション]から[製品をセットアップする]を選択します。

製品のセットアップ

Offers選択の変更

サブスクリプションのOffers選択を変更します。
Offersの選択肢に表示される選択肢で「Offer status: in use」と表記される物が現在利用中の情報となり 「SPPO から CPPO」または「CPPO から SPPO」の変更を頂く場合は下記3点の条件がすべて一致する物を選択ください。

  • Offer ID が offer-xxxxxxxxxxx - PRIVATE と表記
    • ※ xxxxxxxxxxx はアカウント毎に変わるため仮の表記となります。
  • Offer type が PRIVATE と表記
  • Offer status が 表記なし

Offers選択の変更1

「SPPO から CPPO」に変更する場合は、弊社担当者から「Offer ID:XXXXを指定ください」とアナウンスする場合がございます。 指定がある場合は、ご案内したOffer IDを選択ください。

Offer IDの選択を変更しますと、下の表示が「Accepting this offer replaces your current agreement」に変わりますので確認ください。
このとき選択した「Offer ID」をメモに残してください。
後程、再確認に利用いたします。

画面下の[Subscribe]をクリックしてサブスクライブの設定を反映します。

Offers選択の変更2

CloudOneへの反映

AWS Marketplace側の設定が終わりましたらCloudOne側に設定の適用をおこないます。
AWS Marketplace上部に表示される[Set Up your account]をクリックします。

CloudOneへの反映1

CloudOneの画面に移動をしますので、ご利用中のアカウントにログインをおこないます。

CloudOneへの移動2

サブスクリプションを適用するアカウント選択

CloudOneのアカウントを複数、ユーザで管理されている場合、選択が表示されます。
新しいサブスクリプションを適用する[適用をするCloudOneアカウント]を選択いただき[サブスクリプションのリンク]をクリックします。

サブスクリプションを適用するアカウント選択

オーバーライドの確認

CloudOneには変更前のサブスクリプションが設定されているため、オーバーライドの確認が表示されます。
問題なければ[はい、AWS Marketplaceサブスクリプションをこのアカウントにリンクします]をクリックします。

オーバーライドの確認

適用の完了

CloudOneのサブスクリプション管理にてリンク完了のメッセージが表示されます。
当操作で設定作業が完了になります。

適用の完了

設定の再確認

AWS Marketplaceの表示反映が、少し遅れることから上記設定完了後、1日経過してから再確認をください。
設定が正常に出来ているかをAWSマネージメントコンソールにて再確認します。

AWSマネージメントコンソールへのログイン

CloudOneのライセンス契約を頂いているAWSアカウントにログインをおこないます。

AWS Marketplaceに移動

コンソール上部の検索から[AWS Marketplace Subscriptions]を検索して選択します。

AWS Marketplaceに移動

CloudOneのサブスクリプション選択

一覧表示にて現在契約されているサブスクリプションの内容が表示されます。
一覧から「Trend Micro Cloud One」を探し枠内の[管理]をクリックします。

CloudOneのサブスクリプション選択

製品のセットアップ

契約の詳細内容が表示されますので画面内の[アクション]から[製品をセットアップする]を選択します。

製品のセットアップ

設定されているOffersの再確認

Offersの選択肢に表示される「Offer status: in use」の内容が上記「Offers選択の変更」でメモをしたIDと一致することを確認ください。
一致すれば設定は問題なく完了をしております。

設定されているOffersの再確認

さいごに

今回は AWS Marketplaceによるライセンス提供で「SPPO から CPPO」、「CPPO から SPPO」双方に切り替える方法について案内いたしました。
少しでもお客様の参考になればと考えております。