CloudFormationのクイック作成リンクを試してみた

CloudFormationのクイック作成リンクを試してみた

Clock Icon2024.08.24

こんにちは。中村です。

はじめに

先日使い捨てEC2環境をご紹介した記事について、
クイック作成リンクが相性いいんじゃないか?と同僚に紹介いただきました!

クイック作成リンクとは?

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AWSCloudFormation/latest/UserGuide/cfn-console-create-stacks-quick-create-links.html

どうやら、よく使うテンプレートをURLとして表現することで、そのURLリンクをクリック&スタック作成実行という2ステップで、リソースをデプロイさせることができるみたいだ。

以前、CloudShellを用いてCloudFormationのデプロイを行う方法を紹介しましたが、
もっと簡単にデプロイができそうですね!

https://dev.classmethod.jp/articles/create-ec2-playground/

上記のCloudFormationを利用してみます!

やってみる

前提条件

  • 利用するCloudFormationテンプレートを、事前にご自身のS3環境にアップロードする
  • S3にアップロードしたファイルの「オブジェクトURL」を取得する

まず結論

下記のようにURLを作成して、リンクをクリックするだけ。

https://ap-northeast-1.console.aws.amazon.com/cloudformation/home?region=ap-northeast-1#/stacks/create/review?templateURL=https://<your-backet-name>.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/ec2-playground.yml&stackName=ec2-playground&param_KeyName=ec2-playground&param_MyIP=xxx.xxx.xxx.xxx/32

やってみた

URLを作成する際に一行が長くて読みにくかったので、意味合いで改行してみました。

https://ap-northeast-1.console.aws.amazon.com/cloudformation/home?region=ap-northeast-1#/stacks/create/review
?templateURL=https://<your-backet-name>.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/ec2-playground.yml
&stackName=ec2-playground
&param_KeyName=ec2-playground
&param_MyIP=xxx.xxx.xxx.xxx/32

イメージとしては、この改行した文字列でtemplateURL、stackName、パラメータを入力し、最後に改行を削除。
すると、カスタムURLができる!という考えです。

と自信ありげに説明しましたが、公式ドキュメントでも改行した上で、カスタムURLを作成されてますね!

ここでインプットしておく知識としては、テンプレートで利用したいパラメータは、
param_<キー名>=<値>
という形式で入力するということでしょうか。

では早速、URLを実行してみましょう!

cfn-quick-create-links-img-1

なんと、簡単に作成確認画面まで遷移できました。
URLをお気に入り登録しておくと、さらに便利に利用できそうですね。

さいごに

繰り返しする作業は、少しでも楽したいものです。
単純作業や繰り返しという作業には、知らないだけで工夫する余地があるかもしれません!
他にも、作成したテンプレートを他アカウントで実行する際も重宝できそうですね!
今回私は、クイック作成リンクというものを知って少しハッピーになれました。

参考

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