NotionAIによるデータベースの要約やAI指示操作を使ってどこまで無難に自動化できるか試してみた #NotionAI

NotionAIによるデータベースのプロパティを利用した本文自動要約やAI自動指示ができるようになりました。実際に使ってみた上での操作上の注意点等を挙げてみました。
2023.05.29

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NotionAIによるデータベース内テキストの要約機能が実装されました。

表記からどう受け止めるべきか戸惑うところですが、要約はページテキストを元にした要約の作成で、これは特に設定すべきオプションもない自動出力となっています。コツが必要なのは重要情報とカスタムの2つでしょう。

実際に使ってみての注意事項等を挙げてみました。

AIによる要約

説明するまでもなくシンプルです。Notion AIのプランを有効にしている場合、とりあえずフィールドを設定しておくことがおすすめです。

クリップボードにコピーするオプションもあるので、ブログ用原稿であれば概要欄へコピペするとよいでしょう。

注意すべきは、全てのページへの一括更新操作です。

データベースの全ページに一度に要約を行うと、ページ量やテキスト量によっては処理負荷が高まるためか、ページの応答がなくなる可能性があります。総数が多い場合には個別に操作することをおすすめします。

AI : カスタム自動入力

ページテキストを対象としたカスタムAIブロックを、プロパティにて自動出力するような仕組みと言えます。

具体的な利用例として、キーワードのピックアップを試してみました。注意すべき点として、ページテキストの長さに応じてAIは只管キーワードを捻出し続けるため、ユーザ側で適切にブレーキを掛ける必要があります。

キーワードを取得したい場合は以下の内容で設定しておくとよいでしょう。

10個のキーワード

例えば、以前投稿した記事からピックアップされたキーワード10個が以下の通り。

  • ハードウェアエンジニア
  • 中国語
  • 開発現場
  • 商取引
  • 単語
  • トラブル
  • 塗装
  • ロット
  • はんだ付け不良
  • SNS

これを試しに以下のような指示へカスタマイズしてみると、また変わってきます。

10個のキーワードを優先度順に

  1. ハードウェアエンジニア
  2. 中国語
  3. 開発現場
  4. 商取引
  5. トラブル
  6. 塗装
  7. ロット
  8. はんだ付け不良
  9. SNS
  10. 音声

キーワード10個を抽出できない程に短いテキストの場合は以下の出力がされます。

この文章から10個のキーワードを抽出することは困難です。キーワードを特定してほしい場合は、より具体的な指示をお願いします。

残念なことに、このキーワードとして出力されたテキストはNotionデータベースにおけるタグとしての直転用ができません。

実際に10個のキーワードを抽出し、タグとして出力して。と指示した場合にどうなるかというと、以下の通り。

タグ: ハードウェアエンジニア, 中国語, 開発現場, 商取引, 単語, トラブル, 塗装, ロット, はんだ付け不良, SNS

このテキストをタグ用プロパティにコピペすると以下の通り。

面倒ですが、一つ一つ手入力としましょう。

AI : 重要情報

本文から重要だとされる項目を元に、指示された内容でテキストを生成します。カスタム自動入力との大きな違いとしては、該当する項目がなければテキストを生成しないところです。

例えば、ToDoを生成したい場合に、重要な情報として指示すると、実際に本文中で明確にToDoとしてみなせるものだけがピックアップされます。そして、みなせるものがなければ空のままになります。カスタム自動出力の場合は、箇条書きに相当するものもピックアップされます。

気をつけるべきこと

本文だけでなく、プロパティ同士も影響し合います。重要情報が先に何らかの出力をしていたとしても、カスタム自動出力のプロパティを追加すると、重要情報を更新した際にカスタム自動出力に倣った形で情報を出力します。

プロパティを非表示にすることで影響を断てるため、必要に応じて切り替えてみましょう。

あとがき

これまでカスタムAIブロックで手動操作していた項目をプロパティに仕込んでおくと、ブログ等で設定する際にとても便利です。

問題はプロパティ同士でも影響することでしょうか。概要を先に出した後でキーワードとして取得する場合でも概要に引っ張られる形となります。

影響させたくない場合はAI自動入力をオフにして、入力させるタイミングで他のプロパティを非表示にしておくとよいでしょう。