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[メモ]Cloud Functionsの実行回数を簡単に調べる
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クラスメソッド株式会社データアナリティクス事業本部所属のニューシロです。
Google CloudのサービスであるCloud Functionsを触っている際、「この関数って、どれくらい動いてるのかな〜」と、少し気になることありますよね。というわけで、Cloud Functionsの実行回数を簡単に調べる方法のメモです。
執筆のきっかけ
調べても出てこなかったので、記事にしました。些細な内容ですが誰かの参考になればと思います。
本題前に
指標で見ると
適当に何回か実行させたCloud Functionsを見てみます。 Google CloudコンソールのCloud Functions画面で対象の関数をクリックすると、指標画面が表示されます。

指標では呼び出し回数/秒が表示されるので、感覚的に実行頻度は理解しやすいですが、具体的な回数はちょっと難しいですね。
Log Analytics
Log Analyticsを利用するとSQLクエリを利用することができ、またグラフ化もできるようです。
以下のリンクから、SQLクエリ実行時の具体的な画面を見ることができます。とても便利そうです!
しかし、こちらは既存のログバケットをアップグレードする必要があるようです。Log Analyticsを利用しようとしたところ、以下の画面が表示されました。

とても便利そうなのですが、ただCloud Functionsの実行回数が知りたいだけなので今回はパスします。
本題
簡単に調べる
本題です。Cloud Functionsの実行回数を簡単に調べます。
Google CloudコンソールのCloud Functionsページにて、ログをクリックし、画面右上のボタンからCloud Loggingのログ エクスプローラへ移動します。
![]()
移動後のページでは、対象Cloud Functionsに関するログが表示されます。
その後、Cloud Functionsの実行ごとに1度だけ出力されているログの出力文を対象にして検索をかけましょう。
例えば、第1世代Cloud Functionsでは実行する度ログにFunction execution started と出力されるようなので、このワードで検索します。

その後、画面左にあるログのフィールドがオフになっていればオンにします。

すると画面左に検索結果の数が表示されます。Function execution startedの数はCloud Functionsの実行回数と同じなので、直近1時間で51回実行されていることがわかります。
このように、やや力技ではありますがすぐにCloud Functionsの実行回数を知ることができました。ログの出力対象の時間帯を変更することで他の時間帯での実行回数も知ることができます。






