技術ブログを書き始めたこと

2020.12.22

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本エントリはクラメソビギナーズの圧倒的成長 Advent Calendar 2020の22日目の記事です。

エンジニアのみなさん、技術で困った時、どうしてますか? 私はググることで困り事を解決しています。もちろんすべて解決できるわけじゃなく、マニュアル読んだり、誰かに聞いたりすることで解決することもできますが、一番最初のアクションはググること解決を目指しています。ググることで出てくる情報は、公式マニュアルはもちろんのこと、誰かの技術ブログが検索欄に表示されます。私は公式マニュアルではなく、真っ先に誰かの技術ブロクを見ています。知りたいことがピンポイントで書いてあったり、わかりやすい表現で書いてあるので技術ブログを優先して見て困り事を解決していました。 私は、誰かの技術ブログのおかげでお客様の問題解決の支援ができているわけです。日々のご飯が食べていけたのです。なのに私は、誰かの技術ブログを見るだけで終わっていたのです。

今までブログを書いてこなかった

決して書く気が無かったわけではありません。テックイベントに参加したときもブログを書いてアウトプットしてくださいと教えられてきました。特にこのフレーズ、

アウトプットしないのは知的な便○

私はブログも登壇も何もしていなかったので便○な状態でした。 ただ、いざ技術ブログを書くとなるとだいぶ身構えてしまうのです。かっこよくしっかりした内容などなど、考えて考えて結果として書かない、後回しになってしまう状況でした。「とりあえず明日から頑張る」的な感じですね。。 そんな状態でも仕事(オンプレミスが主体なインフラエンジニア)としての仕事は変わらず続けることができていました。上記で書いた通り、誰かの技術ブログを見て仕事する、アウトプットしなくても日々の仕事や生活に支障はありませんでした。

そんな私もAWSというサービスをを知ってからググる回数が増えていきました。AWSというサービスがすごい、楽しい、もっと知りたいという欲求と仕事でもAWSサービスを利用する機会が増えたこともあり、ひたすら誰かの技術ブログでインプットしていました。Developers.IOもその一つですね。社長含めてエンジニア全員が技術ブログを書いている会社は他に知りませんでした。Developers.IOには技術ブログ以外にも変わった?働き方やマネジメントに関するブログもあります。

東京から札幌に真にエクストリーム出社してみた

涼しいニセコで半月間リモートワークしてみた

管理職のためのエンジニア組織構築マニュアル

ちょうど管理職に任命されてどうしたらいいかわからず困っていたので、マネジメントブログは参考になりました。 それから月日が経ち、ふと思い立って働き方やAWSサービスに強い会社に転職したい気持ちが芽生え始めました。様々な会社を検討するなか、クラスメソッドもその一つとして候補にしていました。が、クラスメソッドは技術ブログの会社です。自分が書けるのか、生きていけるのか、様々な不安と葛藤がありましたが、自分を大きく変えることが目的だったのでクラスメソッドへの転職を決意しました。(なんかジョインブログっぽくなってきたな。。)

技術ブログを書き始めた

2020年7月にクラスメソッドへ転職してから人生で初めて技術ブログを書き始めました。私は転職することで技術ブログを書いてアウトプットすることを決めました。この会社では周りが技術ブログをアウトプットしているので「とりあえず明日から頑張る」はできません。以下は転職してから書いた技術ブログです。

【小ネタ】CloudWatchAgent timestamp_formatは設定するべき

【IAM】スイッチロールの運用について考えてみた

【小ネタ】ECSのタスクスケジュールはEventBridgeから登録するとタスク定義の最新リビジョンから起動できる

Amplify ConsoleのアクセスログをS3にアップロードする(EventBridge+Lambda)

プライベートサブネットからAWSサービスエンドポイントのアクセス経路を調べてみた

[アップデート]CloudFormationでネストされたスタックの変更セットがサポートされるようになりました

シェア数が多いわけではなく本数も書けていませんが、少しずつ知的な便○を解消しています。

困っている誰かのために

決してアウトプットしていないことが悪ではありません。アウトプットしないことが悪だったり強制だったりしてしまうと技術ブログはもっと少ないのかもしれません。ただ、アウトプットは誰かの助けになっていることは確かだと思います。書いた技術ブログは、いつか誰かの困り事の解決につながっているはずです。かつて自分が助けてもらったことを心に留めながら、自分以外の誰かの為にこれからもブログを書いていきます。

さいごに

22日目はここまでです。読んで頂きありがとうございます。

明日のクラメソビギナーズの圧倒的成長 Advent Calendar 2020の23日目は キム インソさんです。