
AIエージェントのClaude Coworkで散らかったスクショを意味のあるファイル名に一括整理してみた
Macでスクリーンショットを撮ると、Screenshot 2026-02-28 at 21.30.59.png のようなファイル名で保存されます。日時はわかりますが、何を撮ったスクリーンショットなのかはファイルを開くまでわかりません。
カメラで撮った写真も同様で、IMG_1234.jpg のような意味のないファイル名になっています。これでは、後から見返すときに目的のファイルを探しづらいです。
このような、無機質なファイル名の画像に対して、Anthropicが提供するナレッジワーカー向けAIエージェントの Claude Cowork を使って、画像の中身を汲み取った意味のあるファイル名に一括リネームする、というのが今回のお題です。
Screenshot 2026-02-04 at 18.54.32.png → 2026-02-04-18-54-32-芝生の上に立つラブラドールレトリバー.png
やってみる
Claude Desktopから「Cowork」タブを選択し、画像ファイルを整理したいディレクトリを指定して、次のプロンプトを入力しましょう。ファイルの場所と変換ルールを伝えるだけです。

フォルダ内に PNG のスクリーンショットがあります。 ファイル名の命名規則は「Screenshot YYYY-MM-DD at HH.MM.SS.png」です。
各画像の内容を確認し、何の画像か分かる日本語の説明を付与して、「YYYY-MM-DD-HH-MM-SS-{画像の日本語の説明}.png」形式にリネームしてください。
Amazonの注文、ワンコ、天気予報ページと、ジャンルも形式もバラバラな3枚ですが、いずれも的確な日本語名が付けられています。

Claude Coworkとは
Claudeのデスクトップアプリには、用途の異なる3つのモードがあります。
- Chat : ChatGPTのような一問一答型の対話モード
- Code : ソフトウェア開発に特化した自律型(エージェント型)モード
- Cowork : コーディング以外のナレッジワーク向けの自律型モード
Claude Codeはソフトウェア開発に革命的な変化をもたらしている、Anthropicが提供するAIエージェントです。Claude Codeと同じエンジンをベースに、ナレッジワーク向けに作られたのがClaude Coworkです。
ChatとCoworkは一見すると似たようなプロダクトに見えますが、中身は大きく異なります。
ChatではユーザーとAIが同期的にキャッチボールを繰り返します。一方エージェント型のCoworkでは、ゴールを伝えれば、Claudeがタスクの分解・実行・検証まで自律的に進めます。人間は承認や方向修正だけです。
また、Coworkの大きな特徴の一つが、Chatにはできなかった、ローカルファイルにアクセスできることです。
Claude Coworkの処理を眺める
Claude Coworkのドキュメントによると、Coworkにタスクを依頼すると、以下を実行します
- リクエストを分析し、計画を作成します。
- 必要に応じて複雑な作業をサブタスクに分割します。
- 仮想マシン(VM)環境で作業を実行します。
- 必要に応じて複数のワークストリームを並列に調整します。
- 完成した出力をファイルシステムに直接配信します。
Claude Coworkへのスクショ整理のタスク依頼に対して、実行ログを確認すると、ユーザーの作業依頼内容を確認した上で[1]、以下のようなTODOリストを作成して、以下の作業を順番に実行しているのがわかります。
- 各スクリーンショットの内容を確認する
- 日本語の説明を付けてリネームする
- リネーム結果を検証する
人間がやったのは最初のプロンプトを渡すだけで、Claude Coworkは、この一連のフローを自身で組み立てて 自律的に 実行します。
Chatモードにはローカルファイルシステムへのアクセス権がありません。画像ファイルを読み取るには、ユーザーが手動で1枚ずつアップロードする必要があります。Coworkはローカルファイルに直接アクセスできるため、ファイル数を気にすることなく、Claudeに作業をおまかせできます。
PDFやWordやExcelなどのオフィスドキュメントファイルも同様に、ローカルファイルにアクセスして内容を読み取ることができます。これまで人間がやっていた「ファイルを見て、判断して、操作する」という一連の作業をAIに丸投げできるのは、Claude Coworkならではの体験です。
まとめ
Claude Coworkを使って、散らかったスクリーンショットを意味のあるファイル名に一括リネームしました。
人間がひとこと依頼するだけで(プロンプトを1つ渡すだけで)、ファイルの確認、画像の認識、リネーム、検証まで、すべてClaude Coworkが自律的に進めてくれました。
今回はシンプルなファイルリネームでしたが、Coworkの本領は「ローカルファイルの中身を読み取って、判断し、行動する」ところにあります。たとえば、複数のPDFやWordから情報を抽出して一つのレポートに再構成する、といったナレッジワークにも同じ仕組みが使えます。
Claude Coworkのキャッチフレーズは 「回答から行動へ」[2]です。従来のAIチャットが 「回答」 を返すツールだとすれば、Claude CoworkのようなAIエージェントは 「行動」 してくれるツールです。
自由な発想で、Claude Coworkを使い倒しましょう。
参考
- Cowork: Claude Code power for knowledge work | Claude by Anthropic
- Get started with Cowork | Claude Help Center








