Usage Metrics で CloudWatch の使用状況を把握することが出来るようになりました!

2019.08.13

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こんにちは 園部です。

CloudWatch の使用状況(APIコール数) が把握出来る CloudWatch Usage Metrics が新しく追加となったようなので、さっそく見ていきましょう。

CloudWatch Usage Metrics とは?

CloudWatch でコールされた API 数をメトリクスとして、リソース使用状況を把握します。

これらのメトリクスを利用することで、サービス制限 を意識した運用を行うことが可能となります。

対象リソース

  • DeleteAlarms
  • DeleteDashboards
  • DescribeAlarmHistory
  • DescribeAlarms
  • GetDashboard
  • GetMetricData
  • GetMetricStatistics
  • ListMetrics
  • PutDashboard
  • PutMetricData

引用元: 公式ドキュメント(Monitoring CloudWatch Usage)

後述します自動ダッシュボードに表示されるメトリクスを見る限り、もう少し対象は多そうです。

見てみよう

メトリクス

CloudWatch >>> メトリクス

メトリクス一覧に 使用(英語では Usage) が登場しています。

この環境では、メトリクスが5つあります。

デフォルトでは、 統計: 平均 / 期間: 5分 となっているので、任意に変更します。

  • 例: 4週間の合計数値

  • 例: 1時間毎の線グラフ

アクションからアラーム設定することも可能です。

ダッシュボード

自動ダッシュボード 上段のプルダウンから Usage を選択します。

各項目別に、メトリクスが表示されます。

  • CloudWatch Metrics
  • CloudWatch Dashboards
  • CloudWatch Alarms
  • CloudWatch Tagging

さいごに

利用者側で使用状況が把握出来るのはありがたいですね。

定期的な状況把握に役立つシーンもあるのではないでしょうか。