表示形式詳細解説:Vertical stacked 100% bar chart(垂直積み上げ100%棒グラフ) #quicksight #07 | Amazon QuickSight Advent Calendar 2016
当エントリは『Amazon QuickSight Advent Calendar 2016』の07本目のエントリです。
昨日の06本目のエントリは『Horizontal stacked 100% bar chart(水平積み上げ100%棒グラフ)』でした。
『AWS re:Invent 2016』の直前に一般利用可能となったAWSによるBIサービス、Amazon QuickSight。発表されたばかりですが、早速Amazon QuickSightを使い倒すべく色々な切り口でその内容について見て行きたいと思います。
07本目となる当エントリでは、Amazon QuickSightの表示形式のうちの1つ、『Vertical stacked 100% bar chart(垂直積み上げ100%棒グラフ)』の内容について見て行きたいと思います。
棒グラフの概要については以下エントリセクションをご参照ください。
Vertical stacked 100% bar chart
(垂直積み上げ100%棒グラフ)について
垂直積み上げ100%棒グラフを使用して、自動車メーカーによる売上合計のモデル別売上合計の階層データの値を表示します。垂直積み上げ100%棒グラフでは、100%縮尺スケールを使用します。選択した項目のメジャー数値の最大値に基づくスケールを使用したグラフを作成するには、垂直積み上げ棒グラフを使用します。
垂直積み上げ棒グラフではX軸上に最大50データポイント、グループや色に対して最大50データポイントを表示します。ビジュアルの表示制限を超えてデータを処理する方法の詳細については下記をご参照ください。
垂直積み上げ100%棒グラフのアイコンは以下となります。
Vertical stacked 100% bar chart
(垂直積み上げ100%棒グラフ)の機能説明
当該表示形式でサポートされている機能の対応状況は以下の内容となります。
機能 | 利用可否 | 説明 |
---|---|---|
凡例の表示 | Yes | |
タイトルの表示 | Yes | |
軸の範囲を変更 | Yes | Y軸の範囲を設定可能です。 |
色変更 | Yes | |
要素のフォーカスor除外 | Yes (例外あり) |
ディメンションの1つとして日付フィールドを使用している 場合を除き、バー内の任意の任意の要素をフォーカスしたり 除外したりする事が出来ます。 その際、日付ディメンションを使用するバーまたはカラーブロックにのみ フォーカスするようにして、除外はしないでください。 |
ソート | Yes | X軸及び値に対して、選択したフィールドで 値を並べ替える事が可能です。 |
フィールドの集約 | Yes | 値に対して選択したフィールドに対して集計を適用する 必要があります。X軸またはグループやカラーに選択した フィールドに集計を適用する事は出来ません。 |
ドリルダウンの追加 | Yes | X軸及びカラー/フィールドに対して ドリルダウンレベルを追加可能です。 |
Vertical stacked 100% bar chart
(垂直積み上げ100%棒グラフ)の作成方法
- 1.[Analysis]ページにてツールバーの[Visualize]を選択。
- 2.アプリケーションバーの[Add]から[Add Visual]を選択。
- 3.[Visual Types]ペインにて[Vertical stacked 100% bar chart]アイコンを選択。
- 4.[Fields list]ペインにて、表示させたい切り口となるフィールドをフィールド枠に落とし込みます。ディメンションの項目を選択した場合、Count集計関数が自動的に適用され、数値が作成されます。水平積み上げ100%棒グラフを作成するには、ディメンション項目をX軸フィールド枠に、メジャー項目をValueフィールド枠に、積み上げさせたい(分割させたい)ディメンションをグループ/色の枠に落とし込みます。
- 5.(オプション)1つまたは複数の追加フィールドをX軸またはグループ/色のフィールド枠にドラッグして、ドリルダウンレイヤーを追加します。ドリルダウンの追加の詳細については、下記をご参照ください。
まとめ
という訳で『Amazon QuickSight Advent Calendar 2016』07本目、表示形式『Vertical stacked 100% bar chart(垂直積み上げ100%棒グラフ)』に関するご紹介でした。明日もお楽しみに!