クラスメソッド データアナリティクス通信(機械学習編) – 2025年2月号
データ事業本部 機械学習チームの鈴木です。
クラスメソッド データアナリティクス通信(機械学習編) の2025年2月号です。2025年1月分のアップデート情報をお届けできればと思います。
はじめに
Amazon BedrockでCohere Embed 3 Multilingualがサポートされ、手軽にマルチモーダルな埋め込み生成ができるようになりました。東京リージョンでもサポートされているため利用されたい方はぜひご確認ください。
アップデート紹介
Amazon SageMakerのアップデート
Amazon SageMaker コードエディタでAmazon Q Developerによる生成AIアシスタンス機能が利用可能に
SageMaker Studioコードエディターで、Amazon Q Developerによる生成AIアシスタンス機能が一般提供開始されました。
Amazon SageMaker Unified Studioが追加の7リージョンでプレビュー提供開始
アジアパシフィック(ソウル・シンガポール・シドニー)、欧州(フランクフルト・ロンドン)、南米(サンパウロ)、カナダ(中部)の7つの追加リージョンでプレビュー利用できるようになりました。
APIのアップデート
Model RegistryにETagの情報が追加されたものと、SageMaker HyperPodクラスターでIPv6がサポートされたアップデートがありました。
- 2025/01/02 - Amazon SageMaker Service - 9 updated api methods
- 2025/01/08 - Amazon SageMaker Service - 1 updated api methods
Amazon Bedrockのアップデート
Cohere Embed 3 MultilingualとEmbed 3 Englishのサポートを開始
マルチモーダルな埋め込み生成が可能な基盤モデルであるCohere Embed 3 MultilingualとEmbed 3 Englishをサポートしました。
以下のモデルサポートページにもあるように、東京リージョンでもサポートされています。
APIのアップデート
Bedrock Evaluationで推論レイテンシーに関する評価ができるようになりました。エージェントではInlineAgentsでストリーミングのサポート、エージェントランタイムでInternalServerException発生時に理由が取得できるようになりました。
- 2025/01/13 - Amazon Bedrock - 2 updated api methods
- 2025/01/15 - Agents for Amazon Bedrock Runtime - 1 updated api methods
- 2025/01/30 - Agents for Amazon Bedrock Runtime - 5 updated api methods
イベント・サービス情報
相談会
クラスメソッドのアナリティクス分野の支援では、AWS、Google Cloudを中心としたクラウド上でのデータ分析基盤環境づくりにおいてトータルでサポートしています。
このようなことでお困りではないですか?相談会にお気軽にご相談ください。
- 企業内に点在するデータを1箇所にまとめて分析したい
- クラウド上で分析基盤を導入したい・・・
- データを活用したいが、具体的に何から始めたらいいかわからない
機械学習相談会のお申込みはこちらです。
データ分析相談会のお申込みはこちらです。
機械学習システム導入支援サービスについて
AWSやGoogle Cloudなどパブリッククラウドにて、機械学習サービスを活用したシステムの導入支援を行います。詳しくは以下のページをご覧ください。
例えば以下のようなケースをご支援しています。
- ECサイトのレコメンドシステムを構築し、利用者にパーソナライズされたおすすめ商品を提示する
- SNSや問い合わせのログなどから、テキストマイニングを活用したインサイトの発見する
- 画像解析により、工場における不良品検出や農業・畜産業分野での生育管理を効率化する
- 売上や消費者の行動などから、将来の需要を予測する
会社説明会・カジュアル面談
機械学習チームではメンバーを募集中です!2月は13日の会社説明会で登壇しますのでご興味がある方はご参加ください。
また、カジュアル面談もお待ちしております。
最後に
2025年1月に発表された、AWSのML機能のアップデートについて、メンバーでピックアップした情報についてご紹介しました。
データアナリティクス通信(機械学習編) - 2025年2月号は以上です。