【AWS勉強会】CM re:Growth 2014 TOKYOでAlteryxの紹介とデモした #cmdevio

2014.12.19

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こんにちは、yokatsukiです。

先日2014/12/16、弊社一社イベントCM re:Growth 2014 TOKYOがSAPジャパン株式会社様を会場にして実施されました。私はそこで弊社取り扱い製品、Alteryxの紹介とデモを行いましたので、今回は主にそのデモの内容をお伝えします。

発表スライド

今回の発表ではAlteryxをご存じない方の為に軽く概要説明しましたが、詳しくは下の過去エントリをご覧頂くのが良いと思います。

デモ内容とポイント

デモはPredictive Tools込みでインストールした際に含まれるサンプル15_Time_Series_Forecasting_Sample.yxmdを、発表時間10分に合わせてコンパクトにアレンジし、以下(スライド8/14)の流れで進めました。アイコンとの対応についてはスライド9/12をご覧頂ください。

デモの流れ

  1. 2002年~2011年までの月毎の予約数データを保存したcsvファイルを"Input Data"に設定
  2. “Record ID”で行IDを付与
  3. 2008年までのデータを抽出する条件を“Filter”に設定
  4. 2008年までのデータを元に、 ”ETS”で2009年〜2011年までの予約数を予測
  5. 2009年〜2011年までの実測値を“TS Compare”で取り込み、予測値と比較
  6. “Browse”で参照

cm-regrowth-2014-tokyo-introduction-and-demo-alteryx-01

入力

入力として使ったデータは、下記の通り至ってシンプルなものです。見出しをYear, Month, Bookingsとしています。こちらをInput Dataに設定しました。

cm-regrowth-2014-tokyo-introduction-and-demo-alteryx-04

設定のポイント

デモではお話しなかった設定ポイントについて触れます。

ETSマクロ(アイコン)のRequired parametersプロパティで、分析の対象となる列をドロップダウンリストからBookingsに設定します。また、Target field frequencyがMonthly(月次)になっていることを確認します。

cm-regrowth-2014-tokyo-introduction-and-demo-alteryx-05

また、Other optionsプロパティでSeries starting period(optional)を2002年1月からに設定し、その下のThe number of periods to include in the forecast plotを36とすることで、上記Target field frequency及びFilterで設定した条件と合わせることで、2009年から36ヶ月(3年)分の予測を求める設定としています。

cm-regrowth-2014-tokyo-introduction-and-demo-alteryx-06

実行結果

結果として、下記の通りの出力結果を得ました。表は左列(Actual)が文字通り実測値、右列(Prediction of reservation)がETSマクロにより導出された予測値を表しています。

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おまけ

スライド12/14のAlteryxの計算結果をTableauで表示する方法につきましては、弊社認定プロブロガーしんやさんがエントリを上げていますので、是非ご覧下さい。

以上、yokatsukiでした。