【アップデート】AWS CodePipeline で実行履歴を閲覧できるようになりました
こんにちは、藤本です。
6/22 に AWS CodePipeline でパイプラインの実行履歴を閲覧できるようになりました。
今まで AWS CodePipeline は実行中のパイプラインの状況のみを確認することができました。今現在、どのアクションまで完了していて、どのアクションを実行しているのか。それが今回のアップデートによって、過去の実行履歴も確認できるようになりました。また機能がリリースされたのは先週ですが、1ヶ月以上前の実行履歴も閲覧できました。なので、ご利用中の環境の履歴は閲覧できるようになっています。
試してみた
早速、画面を確認してみましょう。
まずは AWS CodePipeline の画面に遷移します。パイプライン一覧に History というカラムが追加されています。「View History」をクリックすることで履歴画面へ遷移します。
もしくはパイプラインの画面から「View pipeline history」でも OK。
履歴画面が表示されます。
履歴として確認できる項目は以下となります。
- Execution ID
- パイプラインの実行単位で払い出された ID
- Git Commit メッセージ(どのコミットと紐付いたビルドなのか、デプロイなのかを判断することができる)
- Status
- 成功:Succeeded
- 実行中:In Progress
- 失敗:Failed
- Start time
- パイプラインの実行開始日時
- End time
- パイプラインの実行終了日時
- 処理実行時間
個人的には CodeBuild や CodeDeploy を利用している場合にはそのビルドやデプロイの詳細画面に飛べると嬉しいです!
まとめ
いかがでしたでしょうか? 個人的に履歴機能はあればいいのになぁ、と思っていたところで実装されたので嬉しかったです。欲しいと思っていた機能がすぐに実装されてくるのは AWS の本当にいいところですね!