Contentful Partner Day に参加してきました 🇩🇪
Contentful Partner Day 2024 参加レポート
2024年11月21日、ドイツ・ベルリン 🇩🇪 にある Contentful 本社で開催された「Contentful Partner Day」に参加しました!
本イベントは、最新のプロダクト情報や新機能を学び、業界の仲間と交流する貴重な場でした。その日を振り返りながら、注目のポイントをご紹介します。
Contentful Partner Day とは?
Contentful Partner Day は、Contentful がパートナー企業向けに開催するイベントです。新機能やプロダクトの最新情報が共有されるだけでなく、パートナー企業間のネットワーキングの場でもあります。
当日はセッションの合間に休憩時間が設けられ、ケータリングを楽しみながら、Contentful 社の担当者や参加企業のマネージャー、エンジニアの方々と交流しました。
ちなみに会場となった Contentful の本社は、ドイツ・ベルリンに位置しており、Classmethod Europe と同じ都市に本社を構えています。
注目の新機能 2 つ
イベントでは、Contentful の AI ベースの最新ツール「Ninetailed」と「Contentful Studio」のデモンストレーションが行われました。それぞれの特徴を簡単にご紹介します。
1. Ninetailed
- 機能概要: AI を活用し、Webサイトやアプリを訪れるユーザー一人ひとりに合わせた、パーソナライズされたコンテンツを表示させることができるツール
- ポイント:
- ターゲティング機能が強力
- フロントエンドエンジニアにとって、柔軟な UI 設計が容易になる可能性がある
2. Contentful Studio
- 機能概要: コンテンツ編集効率を大幅に向上させるツール
- ポイント:
- コンテンツ管理者とエンジニア、デザイナー間のコラボレーションがスムーズに
- 他社ツール(例: Figma)の機能と比較しつつ、導入検討の価値がありそう
最も注目したセッション: Vercel と Contentful の連携
セッション概要
Vercel が提供する AI ツール v0 を活用し、Contentful と統合してブログを構築するライブデモが行われました。
余談ですが、セッション終了後に登壇された Vercel のエンジニアの方とマネージャーの方とお話する機会もありました。
- v0 の特徴: チャットベースで UI を生成可能なツール
- デモ内容:
- v0 で UI を生成
- Contentful を CMS として統合し、簡単にブログサイトを構築
- 必要な設定は、Vercel Marketplace で Contentful を接続し、環境変数を設定するだけ
欧州アクセシビリティ法への対応について
セッションの質疑応答では、Vercel の v0 がこの法律にどのように対応していくかが議論されました。
背景
2025年に施行される欧州アクセシビリティ法は、全ての企業が自社の製品やデジタルプラットフォームでアクセシビリティ基準を満たすことを義務付けています。違反した場合、法的措置を受ける可能性があるため、対応が必要です。
質疑応答での議論
具体的なポイントは以下の通りです:
- コンテンツ公開前のアクセシビリティチェックの自動化
- アクセシブルなデザインやコード構造を構築するためのテンプレート提供
- 早期段階でのアクセシビリティ対応統合の重要性
感想と学び
各セッションを通じて、プロダクトの最新動向や業界課題への対応を知ることができました。また、多くの業界関係者と情報交換する中で、新たな気づきも得られました。
運営スタッフの皆さん、登壇者の皆さん、そして交流いただいた全ての参加者の皆さんに感謝いたします。