QuickSight ユーザーの削除~作成したアセットの所有権を転送する~
コーヒーが好きな emi です。
以下のブログで QuickSight ユーザーとグループの削除方法を紹介しています。
QuickSight ユーザーの削除時に、その QuickSight ユーザーが作成してオーナーとなっているアセットが残っている場合、他の QuickSight ユーザーに所有権を転送することができます。上記ブログではその手順を紹介していませんでした。
今回は QuickSight ユーザー削除時に他の QuickSight ユーザーに所有権を転送する手順を紹介します。
イメージ
test-user が作成して所有しているリソースがあります。
test-user 削除時に、これらのアセットの所有権を私のユーザーに転送します。
QuickSight ユーザー削除をやってみる
QuickSight 管理画面で、ユーザーの管理画面を開きます。
test-user を削除しますので、右のゴミ箱マークをクリックします。
test-user が作成して所有者となっているアセットがありますので、以下二択が表示されています。
- すべての孤立したリソースの所有権をこのアカウントの別のユーザーに移します
- 孤立したすべてのリソースを削除
今回は所有権を別のユーザーに転送するので上をチェックした状態で 「OK」 をクリックします。
※データストーリーとトピックの扱いについては別途ブログを書きます。
所有権を転送するユーザーの選択画面になりますので、ユーザー名を入力します。候補からユーザーが出てくるので選択して、 「リソースの削除および転送」 をクリックします。
test-user が削除できました。
以下はサンプルアセットが転送されてきた私の分析一覧です。同じものがたくさん見えますね。
このように所有権を別のユーザーに転送すると、所有権が転送されたアセットが見えるようになります。
「孤立したすべてのリソースを削除」を選択すると、所有権のあるアセットも一緒に削除されます。
おわりに
QuickSight ユーザー削除時に、他の QuickSight ユーザーにアセットの所有権を転送することができます。削除されては困るアセットがある場合は所有権を転送しましょう。
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参考