[速報] EBSスナップショット間の直接比較が可能に!EBS direct APIsがリリースされました #reinvent

re:Invent 2019にてEBS direct APIsのリリースが発表されました。
2019.12.04

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AWSを愛する皆さま、こんにちは。
コンサルティング部の西野(@xiye_gen)です。

re:Invent開始2日目の本日、EBS direct APIsのリリースが発表されました。

AWS launches EBS direct APIs that provide read access to EBS snapshot data, enabling backup providers to achieve faster backups of EBS volumes at lower costs

EBS direct APIsとは

EBSスナップショットに対するブロック単位の読み取りアクセスを提供するAPI群です。

いままで

従来、EBSスナップショット間の差異を確かめるためには下記の手順を踏む必要がありました。

  1. EBSスナップショットAからEBSボリュームAを作成
  2. EBSスナップショットBからEBSボリュームBを作成
  3. EBSボリュームA&BをEC2インスタンスにアタッチ
  4. 当該EC2からボリュームの比較を実施

これから

EBSスナップショットからのEBSボリューム作成およびEC2インスタンスへのアタッチが不要になり、2つのスナップショットをブロック単位で直接比較できるようになりました。

スナップショットの差分を確認するために従前の手順を踏まなくてよくなったため、EBS向けのバックアップソリューションを提供しているベンダーさんはより迅速かつ低コストなソリューションを提供できるようになるでしょう。

対応リージョン(2019/12/03時点)

東京リージョンでも本日から使用可能です。

  • US East (Virginia)
  • US West (Oregon)
  • EU (Ireland)
  • EU (Frankfurt)
  • Asia Pacific (Singapore)
  • Asia Pacific (Tokyo)

参考リンク

終わりに

このブログがほんの少しでも世界を良くできれば嬉しいです。
コンサルティング部の西野(@xiye_gen)がお送りしました。