[小ネタ] EC2 Image Builder のエラーを追う! #reinvent

2019.12.05

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こんにちは、コンサル部の望月です。

EC2 Image Builder 使ってますか?

いろいろ試してみているんですが、試して見る中でうまく実行されないこともあります。

エラーが返ってきたときの原因特定の方法がちょっとわかりにくかったので、小ネタとしてご紹介します。

やってみた

実行したイメージパイプラインのパイプライン名をクリックします。

表示されたパイプラインの『Output Image』タブに表示された実行ログを確認します。表示されているのは イメージパイプライン の実行ログになりますが、これだけみても、エラーの原因特定するのは難しいかと思います。

そこで表示された "SSM Execution" を確認します。

AWS Systems Manager のサービスページからオートメーションを開き、実行 ID を確認すると先程確認した "SSM Execution" と同じ実行 ID があるかと思います。

EC2 Image Builder は裏で SSM Documents を実行していることが分かると思います。

実行 ID をクリックし、実行の詳細ページを開くと実行ステータスが失敗となっており、実行されたステップを確認するとステータスが『失敗』となっているステップが見つかります。

さらにステップ ID をクリックし、ステップの詳細ページを開くと実際に実行されエラーとなった出力が確認することができます。

まとめ

EC2 Image Builder は裏で SSM Documents が実行され、SSM のエラーっぽい場合は、こちらを見ることでエラーの原因特定に繋がる可能性があります。

EC2 Image Builder のページから対象の SSM Documents のページまでリンクがつくようになると便利かと思いますが、アップデートに期待し、ひとまず手動で移動するようにしましょう。

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