[新機能] Amazon EC2 R7izインスタンスが発表されました #reinvent
はじめに
現在開催中のAWS re:Invent 2022でAmazon EC2 R7izインスタンスが発表されました!
Amazon EC2 R7izインスタンスとは
EC2は様々な用途にマッチしたインスタンスタイプが提供されています。大きく汎用/コンピューティング最適化/メモリ最適化/高速コンピューティング/ストレージ最適化に分かれています。
Rシリーズはメモリ最適化のインスタンスタイプです。これまで最新だったのはR6で、AMD EPYCプロセッサを使用したR6a、AWS Graviton2プロセッサを使用したR6g、Intel Xeonスケーラブルプロセッサを使用したR6iがありました。またコンピューティングとメモリの両方に優れたz1dインスタンスもありました。
R7izはR6iのアップデート版であり、かつz1dのアップデート版でもあります。R6iとz1dでは第3世代Xeonスケーラブルプロセッサ(コードネーム:Ice Lake)が採用されていましたが、R7izでは第4世代Xeonスケーラブルプロセッサ(コードネーム:Sapphire Rapids)が採用されました。
主な特徴は以下の通りです。
- z1dインスタンスと比較して最大20%高速化されたコンピューティング
- 最大50Gbpsのネットワーク速度
- Amazon EBSへの最大40Gbpsの帯域幅
- 最大128個のvCPU/1,024GiBのメモリ
- AWS Nitro System上で動作
R7izインスタンスは現時点ではプレビューであり、以下からプレビュー申請が可能です。
さいごに
まだプレビューで誰もが使えるわけではありませんが、現在のインスタンスタイプではパフォーマンスが出せないような高いコンピューティング パフォーマンスとメモリの組み合わせを必要とするユースケースで大活躍しそうです。
以上、速報でした!