[レポート]Amazon EFSのビルダーとデータサイエンティストのためのファイルストレージ#reinvent2022
こんにちは。クラスメソッドCX事業本部Delivery部のホンギです。
2022年11月28日(月)AWS re:Invent2022が米国ラスベガスで開催されました。
今年のre:Inventはラスベガスの6箇所のホテルで同時に行われており、開催からは10周年を迎えました。
ほとんどはラスベガスの現場ライブセッション(有料)ですが、オンラインでも(無料)公開されるセッションも多いので、興味のある方は登録してみてください!
本ブログは現場セッションの内容をもとに作成されました。
この記事以外にもDevelopersIOブログにAWS re:Invent2022の様々な現場レポートが作成されていますので、興味のある分野をキーワードに検索してみてください!
buildersはストレージから求めていること
ビルダー向けに設計されたサーバレスや柔軟に設計されたファイルストレージ
「機能するだけ」の超シンプルで事実上底なしのファイルストレージを提供するためにゼロから構築されています
3つの利用パターンに対応するファイルソリューション
複数のITステークホルダーはAPPやソフトウェアビルド環境にファイルシステムを使用し、ビルダーまたはサイエンティストはML、SaaSなどにファイルシステムを利用します。
ステークホルダーによって要求事項が多様であり、これに適したファイルストレージを利用する必要があります。
AWSはこれに対応するサービスを提供しています。
ネットワーク接続されたストレージ → Amazon FSx
無制限に近いコンピューティング規模 → Amazon FSx
Cloud-nativeなアプリケーションおよびワークロード → Amazon EFS
EFS利用によるBuildersの利点
EFSは構成が不要なため、ビルダーは常に安全で安心なストレージを手に入れることができます。
- 高可用性
- 高耐久性
- 総合的な保安
- 自動性能調整
インフラ構成はビルダーが最も考えたくないことであり、柔軟なストレージと柔軟なスループット(新機能)は最も利点になります。
柔軟なスループットの導入(新機能)
プロビジョニングされたスループットが不足してパフォーマンスが制限されたり、
使用量により多いスループットがプロビジョニングされ、不要なコストが発生することがあります。
柔軟なスループットは、要件に合わせてスループットを自動的に拡張する新しいスループットオプションです。
このオプションを利用することで、パフォーマンスプランをなくし、使用した分だけ支払うこともできます。
EFSのInfrequent Accessによる自動的にコストを削減
ビルダーは基本コスト最適化に悩みたくないです。またアクセスの少ないストレージに対してコストを節約することを望んでいます。 Amazon EFSは使用した分だけ支払うことができ、Tiering(ストレージタイプの自動変更)をサポートします。
なお、Amazon EFSはライフサイクルを指定し、接続から7日以上たった場合、自動的にストレージタイプを変更するライフサイクルを設定できます。
今までは最低7日からでしたが、今は1日を目安にできます。(NEW)
最後に
今年のre:Inventのファイル関連サービスの重要発表は主にコスト節約や、パフォーマンス系が多い気がします。
もしEFSの他の情報が知りたい方は今後もいろんな情報が公開される予定ですのでお待ちください!