Amazon RDSの多段リードレプリカを試してみた

Amazon RDSの多段リードレプリカを試してみた

Clock Icon2013.08.29

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ども、大瀧です。本日リリースされたRDS(MySQL)の多段リードレプリカを早速試してみました。

多段リードレプリカとは

従来からRDS(MySQL)では、MySQLのレプリケーションを利用したリードレプリカを作成することができます。今回のリリースで、リードレプリカを参照する多段リードレプリカが作成できるようになりました。

rds_readreplica

これにより、以下の効果が見込めます。

  • リードレプリカを上限の5台よりも増やすことができる
  • マスターの読み込みコストを押さえつつ、リードレプリカの台数を増やすことができる

要件

多段リードレプリカを作成するためには、以下の要件を満たすリードレプリカDBインスタンスをあらかじめ作成する必要があります。

  • 参照元DBインスタンスがMySQL 5.6であること
  • 自動バックアップが有効になっていること

要件から、MySQL 5.6で実装されたGTIDレプリケーションが裏で動いていそうな感じがしますね。勝手な妄想ですが。。。

作成手順

というわけで、まずはレプリケーション元になるリードレプリカのDBインスタンスreplica1を作ります。

rds_readreplica01

DBインスタンスreplica1を右クリックすると、無効になって選べないはずの[Create Read Replica]が選択できます!

rds_readreplica04

[Read Replica Source]でDBインスタンスreplica1を選択し、多段リードレプリカのDBインスタンスreplica1-1を作成します。

rds_readreplica02

しばらく待つと、DBインスタンスreplica1-1availableになりました!確かに、[Read Replica Source]がDBインスタンスreplica1になっています。

rds_readreplica03

まとめ

多段リードレプリカ構成により、よりスケーラブルなRDSを構築できるようになりました。RDSの構築レシピとして活用しましょう!!

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