FSx for NetApp ONTAP のボリュームスタイルを変更すると料金はどうなるのか?
困っていた内容
FSx for NetApp ONTAP は、2 つのボリュームスタイルをサポートしていますが、ボリュームスタイルを変更した場合、料金に変動はあるのでしょうか?
FlexVol と FlexGroup
FSx for ONTAP は、次の 2 つのボリュームスタイルをサポートしています。
① FlexVol – 最大 300 TiB のストレージをサポートするため、このボリュームは汎用ワークロードに最適です。
② FlexGroup – ボリュームあたり最大 20 PiB のストレージと数十億のファイルをサポートしているため、このボリュームは、要求の厳しい Electronic Design Automation (EDA)、耐震解析、ソフトウェア構築/テストのワークロードに最適です。
結論
ボリュームスタイルを変更しても、直接的な料金観点での変動はありませんでした。
以下の料金表にも、こちらの観点では記載がありません。
説明
FSx for NetApp ONTAP のストレージ関連の料金で考えることとして、ボリュームスタイルの観点からではなく、以下の2項目を考慮する必要があります。
※以下の内容とは別に、バックアップの利用に応じて、バックアップストレージが別途発生するようです。
- プロビジョンされたSSD ストレージ平均容量
- キャパシティープールストレージの消費量
FSx for NetApp ONTAPは、ボリュームが仮想リソース(実際にはストレージ容量を消費しない)のため、ボリューム自体に対する料金設定を設けていないためです。
補足
実際にボリュームスタイルを変換してみた、弊社記事はこちらです。
料金に関する事項は、ご利用開始前に、最新の情報をAWS公式ページより都度ご確認いただければと思います。
この記事がどなたかのお役に立てば幸いです。