Gatlingサーバを複数台使って、簡単に試験を実行してみた
こんにちは、ゲームソリューション部のsoraです。
今回は、Gatlingサーバを複数台使って、簡単に負荷試験をやってみたことについて書いていきます。
今回の主題は、Gatlingサーバを複数台使用したときの実行のため、本来であればAPIサーバやDBなども構築して実行すると思いますが、コマンド実行できるところまでを確認します。
Gatlingサーバの構築
Gatlingサーバを2台構築します。
構築については、以下をご参照ください。
Gatlingについて、OSS版ではクラスタリング機能を持っていないため、コントローラなどは用意されていません。
商用版(Gatling Enterprise)であれば、追加の機能としてGatling Front Lineにてクラスタ化してのテスト実施が可能らしいです。
実行
構築の部分でも記載したように、GatlingはOSS版ではクラスタリング機能がなく、コントローラから実行などは自前で準備するなどしないとできません。
今回は簡単に実行するということで、Teratermのブロードキャスト機能を使用して、同時にコマンド実行することで実施します。
Teratermから2台のサーバに接続した後、コントロール>ブロードキャストコマンド
から利用することができます。
注意点としては、GatlingのテストシナリオでCSVなどから取得したパラメータを使用してリクエストを実行する場合は、CSVを分割してそれぞれのインスタンスに配置する必要があります。
ちなみに、MacであればiTermでも同様のことができるらしいです。
参考
最後に
今回は、Gatlingサーバを複数台使って、簡単に負荷試験をやってみたことを記事にしました。
どなたかの参考になると幸いです。